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岩波ホールが閉館を発表、54年の歴史に幕

2022年7月29日、ミニシアター文化を育む映画館が営業終了

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Time Out Tokyo Editors
Theatre Paolo Chiabrando Unsplash
Photo: Paolo Chiabrando/Unsplash
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2022年1月11日、神保町で長年にわたり映画ファンに愛されてきた岩波ホールが閉館を発表。理由について、新型コロナウイルスの影響による経営環境の変化から、劇場の運営が困難であったことを挙げている。

同映画館は1968年2月に多目的ホールとして開館。これまでに、世界中から集められた65カ国271作品の名作を上映してきた。政治的メッセージが含まれた作品や女性監督作品など、社会への問題提起となる映画をメインに取り扱い、関連イベントの開催など日本におけるミニシアター文化をけん引する場所であった。

閉館日は2022年7月29日(金)。通っていたファンも初めての人も、上映スケジュールを確認して訪れよう。

岩波ホールの詳細はこちら

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