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「人生で一度は外国に住んでみたい」と考える人は多く、中には実際に移住する人もいる。出身国とは異なる国で生活する人の数は、2020年時点で約2億8100万人に上るという。そして2020年以降、デジタルノマドというライフスタイルが広まるのにともなって、移住者の数も増加している。
そんな中、より多くの人々が魅力を感じている都市は一体どこなのだろうか。最近では、デジタルノマドが急速に成長している都市の1位は東京であるという調査が発表されている。そしてこのほど、米国に本社を置くデジタル送金企業のRemitlyが行った別の調査によって、人々が移住先として夢見ている街が明らかになった。
同調査はGoogleにおける検索データをもとにしている。「(都市名)へ移住」というフレーズによる検索結果を分析することにより、移住先として高い頻度で検討されている都市を洗い出し、ランキング化した。
1位はアラブ首長国連邦のドバイ。移住者に優しい同国の首都であり、国内最大の都市でもある。ショッピングスポットとして名高く、最先端の建築や、年中晴れの日が続くことでも知られている。
2位のマイアミはアメリカ・フロリダ州の海辺にあり、休暇の目的地としても定番の街だ。高層ビルの描くスカイラインとビーチが組み合わさった景色、そして充実したナイトライフでも有名。3位にはフランスの首都パリがランク入りした。街のコンパクトさや、世界トップレベルのワインとチーズも魅力である。
実は、今回の「トップ10」に選ばれているのは10都市にとどまらない。というのも、9都市が同率10位となっているからだ。世界には、移住を考える人にとって魅力的な場所が数多くあることは明らかである。
ランキング全体は以下の通り。
1. ドバイ(アラブ首長国連邦)
2. マイアミ(アメリカ)
3. パリ(フランス)
4. ニューヨーク(アメリカ)、マドリード(スペイン)、シンガポール
7. ロンドン(イギリス)、ブリュッセル(ベルギー)
9. トロント(カナダ)
10. ワシントンD. C.(アメリカ)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、クライストチャーチ(ニュージーランド)、ケベック・シティ(カナダ)、ボゴタ(コロンビア)、ポートランド(アメリカ)、ウィーン(オーストリア)、フェニックス(アメリカ)、シカゴ(アメリカ)
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