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8月も残りわずかだが、まだまだ夏休みの余韻を楽しめるイベントが目白押しだ。ここでは、2024年8月30日(金)〜9月1日(日)に東京で開催されるおすすめの国際イベントを紹介する。上野恩賜公園で行われる台湾祭りや幕張で繰り広げられるラテンイベントなどで異国文化に触れながら、8月最後の週末を過ごしてみてほしい。
日本台湾祭りin上野
台湾の伝統芸能や台湾グルメが楽しめるイベントが、7年ぶりに上野恩賜公園で開催。今年は「復興支援の輪」をテーマに、能登半島や花蓮市の震災で被災した人々の支援に役立てるよう、会場内の各所に募金箱を設置する。
ステージで楽しめるのは、台湾の伝統芸能「歌仔戯(かしぎ)」やサンバチーム「蘭陽森巴舞踊団」によるパフォーマンス。台湾の伝統的な人形劇「布袋劇」も披露される。
※30〜9月1日 11~20時(9月1日のみ19時まで)/上野恩賜公園/入場は無料
真夏の幕張ラテン祭 フィエスタ・デ・ベラーノ
南米の食や雑貨、音楽イベントなどが楽しめる本格的なラテンフェスティバルが幕張で開催。会場となる「三井アウトレットパーク 幕張」には、ベネズエラのトウモロコシパン「アレパ」や、中南米旅人グループ「ちゃんちーとす」が厳選するラテン料理、ウルグアイのチョリソーなどを提供するフードトラックが並ぶ。
イベントステージで繰り広げられるのは、ペルー生まれ日本育ちのDJ、Latin SamuraiのDJセットや、アンデス地方のフォルクローレ演奏など。紙で作られたくす玉の中にお菓子を入れ、上からつるして棒でたたき割るメキシコのゲーム「ピニャータ」や、千葉市の姉妹都市であるパラグアイ共和国の首都・アスンシオンを紹介するスペース、中南米のカラフルな民芸品を販売するブースも登場する。
※30〜9月1日 8月30日 13~20時、31日 11~20時、1日 11~19時/三井アウトレットパーク 幕張、海浜幕張駅南口広場/入場は無料
英国展
スイーツや文化を通じて今の英国を体感できるイベントが、今年も開催される。「日本橋三越本店本館」7階の催物会場内にはイギリスを代表する紅茶やスイーツ菓子が勢揃い。スコーンの次にブレイクするとも言われるウェルシュケーキやファッジなどの英国菓子をはじめ、パブフードなどリアルな英国の食文化やライフスタイルが体感できる。
中でも注目は、2023年にロンドンにオープンしたラッフルズの総料理長自ら手がける焼きたてのスコーンだ。このほか、日本初上陸を含む39ブランドものスコーンが集結する。
「レイジーデイジーベーカリー」によるアフタヌーンスイーツセットでは、英国では馴染みのヴィクトリアスポンジを同展のために現代風にアレンジ。このほか、10種類の茶が楽しめる「TEA BAR」も登場する。
また、「バーレイ」や「エマ ボール」をはじめとする食器、貴重なボタニカルアートからビンテージ雑貨、英国の今を感じるアートやファッションなどの雑貨類も楽しみの一つだ。ぜひ現地でお気に入りに見つけてほしい。
※27日~9月9日 10〜19時/9月2日・9日は18時まで、イートインは10時30分〜/L.Oは閉店の1時間前まで)/9月3日は終日閉場/日本橋三越本店/入場は無料
フランス展
「日本橋高島屋 S.C.」8階の催会場で開催されるイベント。グルメから雑貨まで47ブランドが一堂に会し、フランスのエスプリを体験できる。
フランス国家最優秀職人章(M.O.F.)取得のエリック・トロション(Eric Trochon)が監修する「エリックス バイ エリック トロション(eric’S by Eric Trochon)」、掛川哲司による予約が取りにくい人気のビストロ「アタ(Äta)代官山」、加藤順一のスペシャリテ「バラのデザート」が鮮やかな「ラルジャン(L’ARGENT)」など名店・人気店が自慢の逸品を提供。一日ではとても足りなさそうだ。
自然派ワインのグラスを傾け、名店のガレットを味わい、「メゾンルル―」の塩バターキャラメルを使ったワッフルパフェで締める、ブースをはしごして、そんな気軽な楽しみ方もいいだろう。
ブローチ作りや調香体験するワークショップもあり、ショッピングも満喫できる。オリンピックをテレビで見て、フランスへと思いを馳せていた方にもおすすめしたい。
※8月30日〜9月9日 10時30分~20時(9月9日は18時まで)/日本橋高島屋 S.C/入場は無料
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