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ヤギの次はゾウ、バンクシーがロンドンで早くも新作を発表

西部チェルシーの家の側面、何を表現しているかは不明

Amy Houghton
テキスト:
Amy Houghton
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
Banksy mural of elephants in Chelsea, London
Photograph: @banksy
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これはバンクシーの新シリーズの始まりだろうか。ロンドン西南部の郊外に位置するリッチモンドのキューブリッジに出現したヤギの壁画が、自身の作品であることを認めた数時間後、彼はロンドン西部で新たに見つかった作品も自身のものであることを明らかにした。

新作のスタイルは、ヤギの作品と似たようなものだ。黒いスプレーによるシルエットで、別々の窓にいる2頭のゾウが互いの方へ鼻先を伸ばしている様子が描かれている。

バンクシーに関するほとんどの事柄と同様、この作品やその意味について詳しいことは分からないが、多くのファンがこうした動物シルエットが今後も登場するのではないかと期待している。

この作品が描かれた場所から想像できうるその意味まで、これまでに判明している情報は以下の通り。

新しいバンクシー作品はロンドンのどこにある?

Google マップで調べた結果、新しい壁画はチェルシーのエディステラスとエディスグローブの角に位置する家の側面にあることが分かった。正確な場所はここで知ることができる。

新しい壁画は何を表しているのか?

ヤギの壁画と同様、バンクシーはこの作品の画像をキャプションなしで投稿した。そのため、本人が何を意図して表現しているのかは定かではない。

この作品について、どのようなことが言われている?

ある人は、この作品は「部屋の中の象」というアイデアに基づいていると推測。片方の象には牙があり、もう片方には牙がないことから、おそらく世代間の分裂を表しているのだろうと指摘する人もいれば、エコロジー的なメッセージが込められているのだろうと考える人もいる。

イギリスのバンクシー

世界で最も有名なストリートアーティストであるバンクシーは、イギリス中にその足跡を残している。ロンドンに現存する彼の作品が見られる場所をまとめたマップや、そのほかの都市で彼のアートを見るためのガイドを参考に、イギリスを巡るのもいいかもしれない。

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