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アメリカにおいて毎年8月23日は「チープフライトデイ(安い航空券の日)」であることを知っているだろうか。文字通り、航空運賃が最も安くなる時期を祝う日だ。
夏が過ぎ去ろうとするこの時期は、誰もが新学期や仕事のことを考え始める頃。次の休暇旅行の熱狂はまだ2、3カ月先であるため、航空券の需要は一時的に小康状態になる。そのため航空会社は早く空席を埋めて満席にしようと、運賃を下げ始める。
しかし、このチャンスのドアは開いたと同時にすぐに閉まってしまうから、のんびりはしていられない。ホリデーシーズンに近づくにつれ運賃は上昇し始め、感謝祭の頃にピークを迎えるのだ。
オンライン旅行会社のCheapOairによると、アメリカ国内線と国際線の航空運賃はすでに下落傾向にあるという。6月1日以来、国内線の平均では33.4%、国際線運賃も同時期に10%下落。カナダの国内線運賃は22%、国際線運賃は19%安くなった。さらに良いことに、現在の下落傾向は9月まで続く予想で、アメリカの国内線運賃は昨年の同時期と比べて30%、国際線運賃は10%急落する可能性があるという。
CheapOairと同種のOneTravelなどを運営する企業、Fareporta社の社長であるグレン・クサノは次のように話している。
「夏も終わりに近づき、消費者の関心は通常の仕事や学校のスケジュールに戻ります。当社のデータによると、航空運賃は下落傾向にあり、当面はこの傾向が続くでしょう。この情報を共有することで、ホリデーシーズンの旅行計画を急ぐには絶好のタイミングであることを再認識してもらえたらと思います」
この情報をもとに、次の休暇や、夏の終わりの思いつきの旅行などの計画を立ててみてはどうだろうか。
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