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タイムアウトでは、デジタルノマドビザを提供している全ての国を網羅した記事を公開している。しかし、新しい生活を始める場所を世界のどこか一つに決めるとなると、悩ましい選択となるだろう。
そんなときは、2025年1月に発表された「デジタルノマドに適した都市 トップ20」ランキングを参考にするとよいかもしれない。これは、チェコを拠点に住宅レンタルサービスを提供するFlatioが世界各都市の生活費、インターネット速度、生活の質などを評価対象としてランク付けしたものだ。
栄えある第1位に輝いたのは、ポルトガルの首都・リスボン。西ヨーロッパのほかの国の首都と比べると比較的手頃であり、家賃を含む単身者の月額生活費は1,200~1,800ユーロ(約19〜29万円)程度に収まる。さらに、年間約300日が晴天という点も、同市での生活を快適にしている高要因といえるだろう。
ポルトガルからはもう一都市、ポルトが7位にランクインしている。同市の生活費はおおむね1,000~1,500ユーロ(約16〜24万円)の範囲。穏やかな生活リズム、優れた公共交通機関、そしてドウロ渓谷への近さが相まって、ここでの暮らしもまた魅力的だ。
2位はポーランドのワルシャワ。Flatioは「活気あるテックシーン、手頃な生活費、優れたインフラ」によって、デジタルノマドにとって新たな目的地として注目されていると解説している。同市の生活費はポルトと同じぐらいで、都市の温かい雰囲気と素晴らしい緑地(例えば「ラジエンキ公園」)も高く評価された。
20位までのランキングは以下の通りだ。
デジタルノマドに適した都市 トップ20
1. リスボン(ポルトガル)
2. ワルシャワ(ポーランド)
3. プラハ(チェコ)
4. ザグレブ(クロアチア)
5. ブダペスト(ハンガリー)
6. ベルリン(ドイツ)
7. ポルト(ポルトガル)
8. ウィーン(オーストリア)
9. バルセロナ(スペイン)
10. ブルノ(チェコ)
11. マデイラ(ポルトガル)
12. マラガ(スペイン)
13. ロンドン(イギリス)
14. スプリト(クロアチア)
15. マドリード(スペイン)
16. パリ(フランス)
17. バンコク(タイ)
18. ソフィア(ブルガリア)
19. アルブフェイラ(ポルトガル)
20. バレンシア(スペイン)
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