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イケア、タイのバンヤイ店で環境配慮型サービスを開始

買い取り再販プログラム導入とリサイクルセンターを設置

Arpiwach Supateerawanitt
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Arpiwach Supateerawanitt
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イケアは、循環型経済を最も推進している小売企業の一つだろう。循環型経済とは、シェア、リユース、リフォーム、リサイクルなどの方法で、素材や製品の寿命をできるだけ長くし、生産量を減らすことを奨励する運動だ。

同社は、タイの消費者にもこの経済モデルに積極的に参加してもらおうと、バンヤイ店で試験的に2つの新しいサービスを開始した。

一つは『Circular Shop』という、客が不要になったイケア製品を下取りに出し、ギフトカードと交換することができる買い取り再販プログラム。仕組みはとてもシンプルで、不要になったイケア製品を店舗に持ち込むと価格が見積もられ、ギフトカードの形で買い取り代金を支払ってくれる。

買い取られた商品は修理、クリーニングされ、店で安く再販される。次にバンヤイ店を訪れた時、「Hej! I'm looking for a new home(ヘイ!新しい家を探しているの)」と書かれたサインやラベルを探してみるといいだろう。それが再販商品の目印だ。

IKEA Thailand
IKEA Thailand

もう一つの取り組みは『Recycling Center』。これは紙、プラスチック、アルミニウム、金属、透明ガラスなど、ごみとして埋め立てられてしまうものを受け入れる廃棄物回収サービスだ。廃棄物を1キログラム持っていくごとに、IKEA Familyポイントが1ポイントもらえる。

バンヤイ店の新しい環境配慮型サービスの詳細については、公式ウェブサイトで確認できる。

原文はこちら 

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