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サウジアラビアで「スーパーサイヤ人」になる時が来た。なぜなら、同王国に世界で初めてとなる「ドラゴンボールテーマパーク」が誕生するからだ。
このテーマパークは、サウジアラビアの超巨大エンターテインメント「街」である「キディヤシティ」の一部として建設。50万平方メートル(東京ドーム10個分以上)の空間に「ドラゴンボール」の世界観を浮かび上がらせる。まさに、最近死去した原作者の鳥山明へのトリビュートであり、同シリーズをたたえる施設となる。
パーク内には7つのドラゴンボールをイメージした7つのゾーンに5つの斬新なアトラクションと、30のライドが設けられる予定。またランドマークとして、作中でよく知られている「カメハウス」や「カプセルコーポレーション」「ビルスの星」が登場するという。
巨大パークをチェックするのが待ちきれない? 我々もそうだ。最高にかっこよく悟空のコスプレをして「ドラゴンボールテーマパーク」のオープンに備えよう。以下に現時点で分かっている情報をまとめた。
「ドラゴンボールテーマパーク」はどこにできる?
サウジアラビアの首都であるリヤドから40キロメートル離れた場所に建設中の「キディヤシティ」にできる。「キディヤシティ」は、総面積360平方キロメートルにわたって広がる世界初の「遊び」に特化した街で、「遊びの力」を実現することを目的としている。
オープン日はいつ?
「ドラゴンボールテーマパーク」の計画は、2024年3月22日に発表された。しかし、今の時点で正式な開園日は明らかにされていない。詳細は、タイムアウトで確認してほしい。
楽しめることは?
広大な園内では30を超えるライドや体験、そして悟空やその仲間たちと忘れられない旅に出る5つの最新アトラクションが楽しめる。その中の一つは、高さ70メートルの「神龍」に作られるスリル満点のジェットコースターだという。
また、完全な没入体験のために、パーク内にはホテルや作品にインスパイアされた料理を提供するレストランもできる。
「キディヤシティ」とは?
遊びに特化したこの都市は、サウジアラビアで最もエキサイティングな「ギガプロジェクト」の一つ。石油への依存度を減らすことを目指して策定された「サウジビジョン2030」の一環であるこの広大な空間は、25の新しい居住区と27の新しい施設などで構成される。
また、世界最大・最速のジェットコースターを備えたサウジアラビア初の「シックス・フラッグス」を含む、10以上のテーマパークが建設される予定。さらに、トゥワイク山の頂上に建設される近未来的でクールな「ムハンマド・ビン・サルマン皇太子スタジアム」や、ドライバーたちが山の中を疾走する「キディヤレーストラック」も注目だ。
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