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名古屋市近郊の「ジブリパーク」のオープンまで、あと1カ月半となった。これまで、スタジオジブリの世界観を表現した施設の詳しい写真は、公開されてこなかった。このほど、グランドオープンを目前に控え、第1期に開園する3エリアのうち、メインエリアとなる「ジブリの大倉庫」の最新情報と写真が数点公開された。
ジブリの大倉庫は、日本と西洋の建築デザインを取り入れた、活気に満ちた多彩な空間だ。映像展示室をはじめとする3つの企画展示室、ショップ、レストランなどで構成される。
「となりのトトロ」をモチーフにした子ども向けのプレイルームには、ジブリ美術館にあるような巨大な「猫バス」が登場。
施設内には約170席の小さな映画館「オリオン座」も備え、三鷹の森ジブリ美術館の短編アニメーション全10作品を上映する。開園時の上映作品は「くじらとり」に決定。そのほか「めいとこねこバス」や「星をかった日」など、ジブリの名作短編映画が上映される。
また、開館日から2023年11月までは、三鷹の森ジブリ美術館で開催され好評だった、ジブリ作品の食べ物はなぜおいしそうに見えるのか、その秘密をひもとく展示「食べるを描く。」を開催する。
メイとさつき姉妹の家も見ることができるようだ。丸いダイニングテーブルの上には、手作り弁当が並べられている。
ジブリ作品の登場人物になりきり、名場面の中に入りこめる体験型の展示コーナー(展示数は13作品14コーナー)も設置。「千と千尋の神隠し」に登場する列車の模型もあり、海上を走る不思議な電車に乗ってカオナシの横に腰掛け、千尋になりきれる。
なお、ジブリパークは各エリアごとに入場券が必要で、抽選と先着順で販売をしている。詳細はジブリパークの公式ウェブサイトから確認してほしい。
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