ニュース

バンダイナムコがブルックリンに体験型店舗をオープン

全米初出店、インダストリアルシティ内のジャパンビレッジに

Ian Kumamoto
テキスト
Ian Kumamoto
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
Rendering of Bandai Namco
Photograph: courtesy Bandai Namco
広告

「ONE PIECE」や「NARUTO -ナルト」、さらには「パックマン」のファンなら見逃せない情報が届いた。

これらのブランドを含む数多くのライセンスを手がける日本の大手企業が、2025年2月28日(金)、ニューヨーク・ブルックリンのインダストリアルシティに、アメリカ初の直営店「Bandai Namco Cross Store Brooklyn, New York」をオープンすることになった。

この出店は、2023年8月にオープンしたロンドン・カムデン店の成功を受けたもの。日本やイギリスの既存店舗と同様に、この新店舗も没入型のリテール体験を提供する場となり、販売商品に加え、クレーンゲームや「ガシャポン」など多彩なコンテンツを備えるという。

さらに「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」「MegaHouse Official Store」「ONE PIECEカードゲーム 公式ショップ」など、さまざまなブランドショップの限定商品も購入可能。中でも「たまごっちのおみせ」のアイテムには心が躍る。懐かしい思い出がよみがえること間違いなしだ。

広大な店舗空間には、ブランドごとの小規模な「ショップ」が多数設けられ、それぞれがコレクターズアイテムやカードゲーム、フィギュアなど、日本へ行かなければ手に入らないような商品を販売する。

バンダイナムコアミューズメント・アメリカの社長兼最高経営責任者(CEO)であるジョン・マッケンジーは、「ブルックリンのこの新店は、消費者、ファン、プレイヤーのみなさまに向けて、当グループの多彩な商品とサービスを紹介する絶好の機会となるでしょう」と語っている。

バンダイナムコがアメリカ展開の新拠点に選んだのは、インダストリアルシティ内の「ジャパンビレッジ」。近年急速に発展し、日本の文化・食ショッピングの拠点として知られるようになったこのエリアには、日本食材を扱うスーパー、手頃な価格の雑貨店「ダイソー」、漫画やフィギュアを扱う「ブックオフ」、茶室、さらには気軽に食事を楽しめる店が数多く並ぶ。また、日本の酒の魅力をニューヨーク中に広めることを使命とする「Brooklyn Kura」のテイスティングルームへも、徒歩すぐの距離だ。

関連記事

Japanese entertainment giant Bandai Namco is opening its first U.S. store at Industry City(原文)

日本文化を世界に向け発信するために必要なこと

2025年の「ベストシティ50」発表、東京は31位

東京、2から3月に行くべきビンテージマーケット5選

大阪がランクイン、ニューヨーク・タイムズが2025年に行くべき街を発表

ニューヨークの名物料理12選

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース
    広告