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世界のクリエーティブな人たちのカレンダーの中でも重要なイベントの一つに、「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」がある。
毎年3月にアメリカのテキサス州オースティンで開催されるこのフェスティバルは、約40年にわたり、ミシェル・オバマ、マーク・ザッカーバーグ、ビリー・アイリッシュ、スティーブン・スピルバーグなど、テクノロジーやサイエンス、カルチャーの各界から大物を招き、「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」や「21ジャンプストリート」といったハリウッド大作のプレミア上映会を開催してきた。
常にカルチャーの最先端を行くこのSXSWが、ついにロンドンに上陸することになった。先日の主催者からの発表では、「SXSWロンドン」が2025年6月2日(月)から6月7日(土)まで、ショーディッチで開催されるという。
「SXSWをショーディッチのストリートに誘致することで、ほかにはないフェスティバルを作り上げることができます。素晴らしい屋内スペースだけでなく、ユニークな公共スペースでも創造性や芸術的体験が共有されるので、存分に夏のエネルギーと興奮を感じられるでしょう」と、意気込みを語るのは、SXSWロンドンのマネージングディレクターであるランデル・ブライアンだ。
ラインアップはまだ発表されていないが、各プログラムやイベントはショーディッチの20以上の会場で開催。主催者によると「アートとカルチャーの要素に加え、クリエーティブ産業に携わる若者の進路を奨励するコミュニティフォーカスを含む」フェスティバルになるという。
また、2万人以上の参加者、7,500万ポンド(約152億1,915万円)以上の直接的な経済効果が見込まれている。
SXSWロンドンの公式ウェブサイトはすでにオープン。気になる人は最新情報が入手できるメールニュースにサインアップするといいだろう。
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