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ボーイ・ジョージの頭の中をのぞくと、きっときっとそこはキラキラしたもの、スーパーモデル、凝った帽子で一杯だろうと思っていたが、彼の家がそれに近いものだった。
「カーマは気まぐれ」で知られるジョージは、ロンドン北部のハムステッドにある豪邸を1,700万ポンド(約25億8,000万)で売りに出しているのだが、その装飾が彼同様とてもユニークなのだ。
ジョージは、ハムステッド・ヒース公園を見下ろす豪華なビクトリア朝時代の邸宅に40年以上住んできた。その中でここ数年、彼はこの巨大な住居を修復するための許可を得るために、地元当局と争ってきたそうだ。物件情報を掲載したウェブページには、最終的には3年かけて「苦心の」改装が施されたとある。
同ページでは、この家を「ゴシック様式とイタリア風建築を組み合わせた風変わりな建築で有名な独特の邸宅は、元々は 『The Logs』 と呼ばれ、1868年に建てられました。敷地は、4分の1エーカー(約1010メートル)あります」と説明している。
内部は想像の通り、奇抜で風変わりなディテールに満ちていて、黒いトイレ、モデルのエイプリル・アシュレーの巨大な写真、裸の男性の胴体をモチーフにした銀の彫刻などが並ぶ。部屋は6つのベッドルームのほか、映画館や瞑想(めいそう)室もある。3層吹き抜けのエントランスホールの上を彩るステンドグラスも特徴的だ。また、庭園からの眺めも抜群だという。
ハムステッド・ヒース公園周辺は、金持ちや有名人が住むことで知られている。物件情報によると、ジョージが売り出している家は、以前はコメディアンのマーティ・フェルドマンが所有していたとのこと。
1,700万ポンド「さえ」あえば、あなたもセレブになったような気分になれる。気になる人は、ジョージにオファーをしてみるといいだろう。
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