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香港の非接触ICカードといえば、「オクトパスカード」。公共交通機関だけでなく、店舗、医療機関、さらには政府サービスなどあらゆる場所での支払いに利用されているが、近々、その利用範囲が中国本土の交通機関にまで拡大する。
2024年3月末に発行される予定の新タイプのオクトパスカードで、中国本土の300以上の都市の公共交通機関が利用できるようになるという。
報道によると、このカードは香港ドルでのチャージが可能で、中国本土で支払う運賃は自動的に中国人民元で決済される。もちろん、このオクトパスカードは香港でも利用でき、利用限度額は現在流通しているオクトパスカードと同じ3,000香港ドル(約5万6,800円)となる。
今の世の中は「デジタルウォレット」全盛ではあるが、この新しいオクトパスカードは物理カードとなり、香港MTRの駅で販売される。ただ、カードの管理やチャージはオクトパスアプリからできる。
今、香港の人たちが中国本土へ行く場合、決済システムの違いにより、さまざまなアプリを登録しなれけれならず手間がかかることが多い。しかし、新しいオクトパスカードの発売で、旅がよりスムーズになるだろう。詳しい仕様や正式な発売日など、続報が楽しみだ。
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