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※2022年5月31日、開催中止を発表
アール・ヌーヴォーを代表する作家として、日本でも根強い人気を誇るアルフォンス・ミュシャ。2017年、ミュシャの祖国であるチェコとスラヴ民族をテーマにした大作『スラヴ叙事詩』の日本初公開時には、約65万人の観客が訪れた。
2022年夏、そんな『スラヴ叙事詩』をはじめとしたミュシャの絵画作品を、最新のデジタルアート技術とオーケストラ音楽で楽しめる体験型の展示『動く、ミュシャ展「iMUCHA IMMERSIVE EXHIBITION」』が、パシフィコ横浜で開催を予定されていた。
あの名画が動く? 五感で楽しむ「イマーシブ展」
本展の特徴は、チェコを拠点に活動するマルチメディアプロデュースチーム、iMUCHA Production(アイミュシャ プロダクション)が手がける新しいアート体験だ。
イマーシブ(没入)の意味の通り、空間に絵画を投影し五感で体験する内容で、壮大な音楽と映像のシンクロを楽しむアートコンテンツ。ミュシャを題材とした「イマーシブ展」は、今回の横浜展で世界初披露となる予定であった。
5月31日、実行委員会は公式ウェブサイトから急きょ開催中止の知らせを発表。理由については「諸般の事情により」と記され、現時点での詳細は公表されていない。
『動く、ミュシャ展「iMUCHA IMMERSIVE EXHIBITION」』の詳細はこちら』
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