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台湾の名物サンドイッチ「洪瑞珍」が上陸、キッチンカーで都内各地を巡る

1947年創業の老舗、現地の味を提供すべく1年かけて再現

テキスト:
Genya Aoki
寄稿::
Michikusa Okutani
洪瑞珍(ホンレイゼン)
Photo: Michikusa Okuno
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2023年2月12〜13日、「銀座松竹スクエア」に台湾の地元名物である三明治(サンドイッチ)のキッチンカーが出現した。1947年創業の老舗「洪瑞珍(ホンレイゼン)」のサンドイッチは、台湾で広く親しまれるソウルフードと呼べる人気の品だ。見た目は地味だが、台湾流にアレンジされた味わいは独特で、どこか懐かしく、日本人の口にもよく合う。ありそうでなかった味わいに、現地でとりことなった観光客は数知れない。

洪瑞珍(ホンレイゼン)
Photo: Michikusa Okuno「満漢(マンハン)」(ハム、チーズ、卵)

ここ日本でも、2022年9月に上野恩賜公園で開催された「TAIWAN PLUS」で初上陸。250メートルもの長蛇の列となり、わずか2時間で1000個を完売、話題を集めたのも記憶に新しい。

洪瑞珍(ホンレイゼン)
Photo: Michikusa Okuno

この度、そのサンドイッチが「台湾サンドカー」(キッチンカー)となって都内に登場。東銀座を皮切りに都内各地を巡行する。同店では、台湾そのままの味を手軽に楽しんでもらうべく、味の要となる甘みとコクのある独特な食パンをはじめ、具材や調味料を丹念に吟味(ぎんみ)し、1年かけて完全再現。かわいい包装を開くと具が3層に分かれて挟まっているが、これで一切れ。豪快にかぶりついてほしい。ハム、チーズ、卵焼きなどシンプルな具ながら、まろやかなマヨネーズ風のソースが特製のパンと合わさり、口内で奏でる絶妙なハーモニーがたまらない。

洪瑞珍(ホンレイゼン)
Photo: Michikusa Okunoパン生地がより味わい深い「全粒粉ハム」のサンドイッチも人気

場所や作れる量に限界があるため、現在は毎日300個限定。早めに訪れるのを勧めたい。看板商品の「満漢(ハム、チーズ、卵)」(390円、以下全て税込み)を筆頭に定番品は「ハム」「チーズ」「いちご」「ブルーベリー」(各320円)、「全粒粉ハム」「全粒粉チーズ」(350円)の6種類。迷った時は「4個入りセット(いちご、ハム、ブルーベリー、チーズ)」(1,200円)がいいだろう。

洪瑞珍(ホンレイゼン)
Photo: Michikusa Okuno

台湾サンドカーの今後の巡行予定地やスケジュールは公式Instagramでチェックしてほしい。2月24日(金)までは「来てほしい駅」を募集するプレゼントキャンペーンも展開中。抽選で、6種1セットのサンドイッチがもらえるチャンスだ。ぜひ参加してみてほしい(詳細はInstagramを要確認)。

このほか、2月15日(水)、17日(金)、22日(水)、23日(木・祝)、24日(金)の12時から「誠品生活日本橋」でポップアップショップを展開している。期間限定の「チョコ」(450円)も販売しているので見逃さず。さらに2023年春先には、高田馬場に実店舗もオープン予定だ。

新たなブームを生み出しそうな注目のサンドイッチ。一足早くチェックしてみては。

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