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新型コロナワクチン接種の手順、その内容や必要事項について

クーポンの使い方から予約当日の手続きまで

Emma Steen
テキスト:
Emma Steen
Former writer, Time Out Tokyo
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新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は、東京都と大阪府での自衛隊による大規模ワクチン接種センターのみならず、65歳以下を対象として大学や職域での接種も始まっており、着々と進んでいる

ワクチンが行き渡るにはもうしばらくかかるかもしれないが、政府は2021年11月末までに希望者への接種を実現することを目標としてきた。7月末までにワクチンパスポートを交付することを政府が明言したこともあって、在留資格を有する外国人の間でも接種を希望する人が増えている。以下では、ワクチン接種予約時の注意点などをまとめておきたい。

ワクチンクーポン

各自治体は6月初めにはワクチンクーポンを住民に送付し始めており、クーポンを受け取ったら大規模接種センターか指定された医療機関での接種を時間指定で予約できる。クーポンは各市町村の窓口で配布されている場合もあるので、まだ郵送で受け取っていないと思われる場合は窓口で直接入手できるかもしれない。窓口配布のクーポンが使用できるのは大規模接種センターの予約のみなので、注意が必要だ。

予約

ワクチンクーポンには通知書が同封されており、クーポン番号を入力して地域の医療機関で接種予約できる。あるいは、自分の住んでいる地域の接種会場リストを見て、選んだ医療機関のウェブサイトか電話で予約を入れることも可能だ。大規模接種センターへはオンラインからでも電話(0570-056-730)からでもできるが、受付時間は7〜21時なので注意しておきたい。

ワクチン接種の対象者

ファイザー社製のワクチンは12歳以下は対象ではなく、それ以上には使用しても問題ないとされているが、保護者がいる場合は子どもの代わりに予約するのが望ましいだろう。武田/モデルナ社製のワクチンについては1回目の接種時で18歳以上が接種対象だ。

大規模接種センターでは武田/モデルナ社製のみだが、ほかの多くの医療機関ではファイザー社製も扱っている。どのワクチンが接種可能かは政府の接種会場リストから調べてみるといいだろう。

接種時には何が必要か

予約当日にはワクチンクーポン、免許証などの身分証、新型コロナワクチン接種の予診票を忘れずに持って行こう。ちなみに、予診票は参考としてオンラインで17カ国語(アラビア語、中国語(繁体字、簡体字)、英語、フランス語、インドネシア語、クメール語、韓国語、モンゴル語、ミャンマー語、ネパール語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、タガログ語、タイ語、ベトナム語)のバージョンを閲覧できるが、日本語版の提出が必要だ。

最後に

ファイザー社製、武田/モデルナ社製はいずれも2回の接種が必要で、1回目の接種後には当然2回目の予約も入れることになるが、手続きは1回目と同様。2回目の接種は、ファイザー社製は1回目から3週間、武田/モデルナ社製は4週間の間隔を空けなくてはならない。接種プロセスのさらなる詳細については、こちらの記事と厚生労働省の公式ウェブサイトを参照してほしい。

原文はこちら

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