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香川県の直島は、瀬戸内海に浮かぶ現代アートで知られる島だ。2022年4月、この島に露天風呂付き客室を備えた、直島旅館 ろ霞が開業する。
この旅館を手がけたのは、大阪の寿司赤酢 土佐堀や六本木にある、レストラン 白土を運営するA&Cで、部屋は露天風呂を備えたスイートルーム8室、プレミアムスイート2室、ろ霞スイート1室の計11室。直島の中心部の一つ、本村(ほんむら)まで徒歩2分と、ロケーションも抜群だ。
今回のオープンは、瀬戸内諸島12島などを中心に2022年4月から開催される『瀬戸内国際芸術祭』に合わせており、日本の現代アートを世界に向けて発信する拠点となることを目指しているという。
その特徴は、全客室とレストラン棟において品川亮など国内の若手現代アーティストを中心とした作品を企画展として開催、販売も行う点にある。アーティストを実際に招いてのイベントも予定されている。
食事も充実している。魚介がおいしいことで知られる瀬戸内海の地の利を生かして、京都で腕を磨いた料理人が海の幸を使った会席料理や寿司のコースを提供する。その日のおすすめの食材でのアラカルトメニューも用意するという。
オープンに先立って宿泊チケットも販売しており、販売期間は2022年1月20日(木)まで。一般向けと法人向けの2種類があり、専用ウェブサイトで購入できる。チケットの一般発売は2月21日(月)だが、それより3週間早く2月1日(火)から予約できるのが魅力だ。
一般向けのペアチケットは2人1室(食事別)で4万4,000円。『瀬戸内国際芸術祭』のシーズンに予約を取りにくくなることを見越して早めに入手しておくのがいいかもしれない。
チケットは事前入金制。一般は2023年3月31日(金)まで、法人は購入から3年間までの有効期限が設けられているので、注意してほしい。
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