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東京、日本橋にあるホットサンド専門店、ホットサンドラボ・ミリ(HOT STAND LAB mm)が、日本橋の老舗店がコラボレーションした『日本橋室町サンド』を2022年2月28日(月)まで期間限定で販売する。
老舗のだし巻き卵とのりのおいしさ知って
『日本橋室町サンド』(880円)は、日本橋の老舗のり店、山本海苔店の特製のりつくだ煮『むろまち』を塗ったパンで、同じく老舗である寿司店、蛇の市名物のだし巻き卵とチーズを挟んだものを、さらに山本海苔店の『新海苔』で巻いたホットサンドだ。
ホットサンドラボ・ミリは、蛇の市の跡地で2020年12月にオープン。開店1周年を記念して『日本橋室町サンド』を3日間限定で販売したところ、大きな反響を受けて、今回期間限定で復活となった。
だし巻き卵のレシピは、蛇の市がホットサンドラボ・ミリにレシピを共有して、本店の味を再現。香ばしいのりの香りとだし巻き卵のほんのりとした甘さ、そしてトロッと溶け出すチーズの相性が抜群の一品だ。旬の『新海苔』のパリパリとした食感もぜひ楽しんでほしい。
ホットサンド専門店が老舗と新しい日本橋の架け橋に
1849年創業の山本海苔店代表取締役社長である山本貴大は、コラボに対し「今回のメニューでは、ご飯と合わせるだけではない、のりの新たな一面を感じていただきたいです。のりはチーズやパンとの相性が抜群で、今回のホットサンドではのりのうま味で数倍もおいしくなっています」とコメントしている。
1889年創業の蛇の市5代目店主の寶井英晴(たからい・ひではる)も「これをきっかけに日本橋は老舗ばかりのお店ではないことを知ってもらい、より多くのお客さまに楽しんでいただけたらと思います」と語った。
ホットサンドラボ・ミリは、これまでにも和菓子店の榮太郎や、3代目たいめいけんなど、歴史ある有名店とコラボレーションしてきた。若い世代にもっと日本橋を身近に感じてほしいと始めた同店の取り組みは、老舗店と未来の日本橋の架け橋となっている。
『日本橋室町サンド』の注文は、店頭のほかスマートフォンから事前注文できる。また、使われている食材をオンラインストアから購入して、
店舗は完全キャッシュレスなので出かける際は注意。営業時間やそのほかの詳細は、Instagramで確認してほしい。
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