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星野リゾートは星のや東京で、『東京・提灯(ちょうちん)会食』というユニークなプランを2021年10月13日から開始した。同プランは、ちょうちん型パーティションの中に入り、マスクを外して会話をしながら食事が楽しめるという、星のやが提案する「ニューノーマルの会食」だ。
マスク会食の悩みを解決
コロナに対する感染対策として推奨されている「マスク会食」は、マスクの着脱の手間や、相手の表情が読み取れない、相手の考えや反応が分からないなどの悩みがつきもの。これらの問題を解決するため、星のやは特注のちょうちん型パーティションを開発した。
パーティションは老舗と共同開発
パーティションは、京都にあるちょうちんの老舗、小嶋商店によるもの。骨組みから絵付けまで職人が制作。伸縮性に富んだちょうちんならではの形状により、自由に出入りができ、ちょうちんの一部を0.15ミリメートルの薄い透明のビニール製にすることで、顔を見ながら声を遮られず快適に会話を楽しめる。
ちょうちんの中には、顔と料理を照らす電球を装備している。
日本×フランス文化を味わう
食事に提供されるのは、日本の発酵文化と、フランス料理の調理技法を融合した料理を提供している、星のやの地下1階のダイニングの料理。今回のプランでは、『Nipponキュイジーヌ ~発酵~』というコースで提供される。ダイニングは通常、宿泊者のみが予約可能なのだが、本プランに限り宿泊者が外来者を招待できるのもうれしい。
会場代は1組3万円(サービス料込み)、コースは1人2万1,780円で、定員は1日1組。5日前までの予約が必要なので余裕を持ってプランを立ててほしい。
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