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風呂で読書派必見、星野リゾートが1泊2日の「温泉読書滞在」サービスを実施

「ご当地本」を貸し出し、湯に浸かりながら読書の秋を満喫

Hisato Hayashi
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Hisato Hayashi
Editor/Writer
星野リゾート
画像提供:星野リゾート
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2022年10月1日(土)~11月30日(水)、星野リゾートが温泉旅館で「読書の秋」を満喫する新サービス「温泉読書滞在」(宿泊料別、1人3,000円)を実施。各地にある温泉旅館ブランド「」の17施設で、1泊2日の滞在を通して温泉に浸かりながら読書を楽しむ「温泉読書セット」を提供する。

津軽で太宰治、島根で小泉八雲など各地ゆかりの本を

「温泉読書滞在」では、それぞれの土地にちなんだ物語や土地を舞台にした「ご当地本」を用意。例えば青森県にある「界 津軽」では、太宰治の「津軽」(新潮文庫)を貸し出してくれる。

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「貝焼味噌」(画像提供:星野リゾート)

大浴場で読書体験の後は、太宰も通った大鰐温泉街の歴史と泉質を学んだり、温泉街を歩いたり。小説内に登場する「干鱈(ひだら)」「りんご酒」や津軽名物の「貝焼味噌」の提供など、読書好きにはたまらない旅のスケジュールを組むのもよさそうだ。

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「界 玉造」(画像提供:星野リゾート)

島根県・玉造温泉の「界 玉造」では、日本の風土に魅せられた小泉八雲が、松江の情景や古き良き文化を描いた「日本の情景」(池田雅之訳、角川出版)を用意。八雲の名が付いたコーヒーや、オリジナルの詩集が作成できる。

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「界 仙石原」(画像提供:星野リゾート)

神奈川県・仙石原温泉の「界 仙石原」では、サン=テグジュペリの「星の王子さま」(岩波書店)を。温泉で本を堪能した後は、近隣の「星の王子さまミュージアム」に出かけよう。このほか各地の「界」でも、さまざまな「ご当地本」と追体験が用意されている。

浴場でも本が読める「読書スタンド」や手ぬぐいも

公共浴場で、ぬれた手での読書が不安な人も安心してほしい。「温泉読書セット」には夜の浴場でも本が読める「読書スタンド」や、 濡れた手を拭くオリジナル手ぬぐいなど、温泉で快適に読書が楽しめるサポートグッズが入っている。サービスは宿泊日の4日前までに公式ウェブサイトから予約が必要だ(「ご当地本の追体験」定員は1日1組まで)。

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これらの体験以外にも、全国の「界」では地域の伝統工芸や建築、アートの本を揃えた「トラベルライブラリー」を設置している。今秋は各地の温泉に出かけて「読書の秋」を満喫してみては。

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