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池尻の廃校を活用した「働く」「遊ぶ」「学ぶ」複合施設がオープン

4月先行オープン。体育館はブックラウンジに変貌、飲食エリアや書店も

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Time Out Tokyo Editors
ホームワークヴィレッジ
画像提供:方方 | ホームワークヴィレッジ
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廃校となった中学校の跡地を活用した複合施設、「ホームワークヴィレッジ(HOME/WORK VILLAGE」が2025年4月16日(水)に世田谷でオープンする。

 2022年5月に閉館したIID 世田谷ものづくり学校」をリニューアルし、世田谷の産業活性化拠点として誕生したのが同施設。運営には、オールドファッション株式会社の間中伸也、下北線路街内の商業空間「BONUS TRACK」を運営する株式会社散歩社の内沼晋太郎、働き方の未来を思考・模索するシェアオフィス「MIDORI.so」を運営するMIRAI INSTITUTE株式会社の小柴美保の三者が参画した。

意欲的な企業や起業家にワーキングスペースを提供するほか、飲食エリアや書店、イベント広場も備え、地域住民や事業者のつながりを育む場所を目指す。

ホームワークヴィレッジ
画像提供:方方ホームワークヴィレッジ

 学校全体を活用し、「校舎棟」「体育館棟」「広場」の3つのエリアを設置。「下北線路街 空き地」を手がけたフォルクがランドスケープを担当し、この場所に集う様々な人々の活動を支援する場をデザインした。

校舎棟には、飲食や物販などの商業店舗をはじめ、シェアキッチンや配信スタジオ、コワーキングスペース、子ども向けのクリエーティブラーニングスクールを設置。他者と関わりながら、新しいことにチャレンジできる環境が整っている。オフィス区画にはソーシャルビジネスに取り組む企業や個人が入居し、屋上では会員制の都市型菜園が利用できる。

体育館棟にはスポーツスタジオと体育館を備えるほか、ゆったりと過ごせるブックラウンジを展開。プロデュースとブックコーディネートは、Takram Japan株式会社と長野県上田市に拠点をかまえる株式会社バリューブックスが共同で行った。コーヒーを飲みながら様々なジャンルの読書が楽しめる。

ホームワークヴィレッジ
画像提供:方方ブックラウンジ

広場は、もともと校庭だったエリアに木々や芝生が植えられ、誰でも自由に利用できる場所だ。定期的に、イベントも開催される。

地域の魅力を引き出す、新たな世田谷の拠点の誕生に期待したい。

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