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2021年6月1日(火)、ニューヨークに日光浴や散歩を楽しんだり、新鮮な空気を吸ったりするのにぴったりな新しい公園がオープンする。
場所は38thストリートと12番街にある、ピア76と呼ばれる桟橋。これまでは、ニューヨーク市警察の押収車両専用駐車場として使われてきたが、大規模工事を経て、ウォーキングエリア、多機能スペース、ベンチなどがある、新しいレクリエーションスポットに生まれ変わる。
ニューヨーク州公園レクリエーション歴史保存局では、桟橋にあった駐車場の部分的解体にすでに着手しており、公園のオープンまでに、環境対策、舗装、手すりや照明の設置などが行われる予定だ。
ニューヨーク州知事であるアンドリュー・クオモは、2,000万ドル(約22億1,300万円)をかけたこの建設プロジェクトが完成すれば、(新公園も含まれることになる)ハドソンリバーパークの中でも、最も素晴らしい場所になるだろうと、次のように語っている。
「新型コロナウイルスの大流行により、ニューヨーカーにとっての屋外で余暇を楽しめる場所が重要であることを浮き彫りになりました。再びニューヨークを良い街にしていくためには、オープンエアスペースの拡大が大切です。20年以上も放置されていたピア76の改築は、マンハッタン西岸の荒廃をハドソンリバーパークの目玉に変えます。誰もが愛し、何世代に渡って誰もが楽しむことのできる都市型リクリエーショナルスペースになるでしょう」
クオモが2021年1月の州議会演説でこの公園の計画を発表したことを受け、ニューヨーク市は同月、広大な敷地の管理をニューヨーク州に委託。新公園もハドソンリバーパークと同様に、ハドソンリバーパーク・トラストが州から桟橋を借り受け、管理する。
ハドソンリバーパーク・フレンズのエグゼクティブ・ディレクター、コニー・フィッシュマンは、「我々はピア76の古い駐車場がついに撤去されるのを見ながら、新公園の誕生をとても楽しみに思っています。特にパンデミックのさなか、どこであってもニューヨーカーのために新しいオープンエアスペースを作ることは、市民全員にとって大きな利益となるでしょう。公園やオープンスペースへの需要が高まっている今、地元の人々は新しい公園ができることを喜んでいます。このコミュニティーでは、こうなることを長い間待っていたのですから」と述べている。
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