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新型コロナウイルス感染症の影響で、都内の最も知られたテーマパークである東京ディズニーランドとシーは、入場者数制限やソーシャルディスタンスなどの措置を余儀なくされてきた。料金改定や新たな感染予防対策の規則なども設けられている。こうした変化の一方で、変わらないものもある。乗り物は素晴らしく、可愛らしいフードや長蛇の列は健在だ。
本記事では2022年、2つのテーマパークを楽しむために知っておくべきことを紹介していきたい。
1. シーズンごとに異なる料金に気を付けよう
最も大きく変わった点は、料金の値上げだろう。例えば、東京ディズニーリゾートは、週末やハロウィン、クリスマスなどのシーズンには9,400円まで上昇する。日程ごとの料金詳細はこちらから参照してほしい。
2. チケットは事前予約制
コロナ禍前でさえチケットを入手するのは容易ではなかったが、それでもシーズンオフには楽しむことができていた。しかし、今後はオンラインでの事前予約が必要になる。オンラインでは、2カ月先のチケットを14時から確保できる。例えば、3月7日のチケットは1月7日から予約できる仕組みだ。しかし、チケット上限に達すると販売終了になるので注意してほしい。なお、キャンセルなどで再販売になることもある。
チケットのほかにも、レストランも人気なので予約をしておく方が無難だろう。列に並ばずに済むだけでなく、週末や休日は予約優先となるからだ。ディズニーランド、ディズニーシーそれぞれの公式ウェブサイトから予約できる。
3. 早めの到着を心がけよう
余裕を持って到着するのはおすすめというより、もはや必須の条件になりつつある。特に週末や休日、ホリデーシーズンなどは感染対策の影響もあって入場までに1時間はかかる。荷物や身体検査も行われ、遅々として進まない長い列に並ぶのは空港さながらの光景だ。
4. ディズニーのアプリケーションは必需品
コロナ禍前はスマートフォンはパーク内の写真は撮るためにだけのものだったが、今や多くのアトラクションで搭乗に欠かせなくなっている。訪問前に公式ウェブサイトからダウンロード(Android/iOS)しておきたい。
5. ファストパスは休止中
指定時間に列に並ぶことなくアトラクションを体験できる、紙製のファストパスは現在発券休止中だ。代わりに上記アプリケーションで入手できるスタンバイパスが導入されている。
スタンバイパス
このパスは、施設と時間帯をアプリ上で選択できる。人気のアトラクションは埋まってしまう前に、早めに予約しておきたい。スタンバイパスを取得していない場合、対象施設には並ぶことができないので注意が必要だ。
スタンバイパスが必要な施設のリストはこちらから参照できる。
エントリー受付
エントリー受付は、一部のアトラクションやショー、キャラクターグリーティングなどで採用している抽選制システムで、アプリから申し込みできる。申し込みの結果、利用時間が指定されるとアトラクションを楽しめる仕組みだ。詳細は、こちらから参照してほしい。
6. 土産のスナック購入にもアプリが必要
ディズニーの土産に菓子を購入するのは大きな楽しみの一つだろう。しかし、美しい容器やトートバッグに入った、ファンシーなパッケージのスイーツなどは、現在どちらのパークでも在庫不足気味。以前は園内のあらゆるショップで入手できたが、今や事情は異なる。
取り扱いがあるのは、東京ディズニーランドではワールドバザール・コンフェクショナリー、シーではヴァレンティーナズ・スウィートのみ。いずれもパーク内最大の菓子店だ。入園者を対象に東京ディズニーリゾートのアプリでも購入可能できる。
なお、現地に行けなくても、新宿にあるディズニーフラグシップ東京なら入場無料なので合わせて訪問を検討してみては。ただし、こちらも来店予約をしておく方が無難だろう。
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