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ポーランドの都市シュチェチンの観光スポットをGoogleで調べると、奇妙な光景に出くわすことになる。人口が約40万人のこの街で、トップクラスの人気を誇る観光スポットは、博物館でも公園でも宮殿でもなく、なんと「猫」なのだ。
何千ものレビュアーが、街の中心部のすぐ南の道路に住むGacekという猫ほど魅力的なものはないと考えているよう。「カシュプスカ通りの王様」と呼ばれるこのブチ猫は、2020年以来ファンを増やし続け、世界中の観光客が関心を寄せている。現在、Googleマップ上のレビューで5点満点中4.9点の平均評価を得ている。その魅力は、路上に置かれた箱の中で暮らしている太り気味の(そしてかなりかわいい)猫であることだ。
最近は、飼い主が食事を管理できるように、プレゼント用のおやつは密封して置いていくよう呼びかけられている。 そして、彼に会いに行く人が増えることで、街の観光にも良い効果ももたらした。シュチェチンは水に恵まれた美しい港湾都市で、まばゆいばかりのドゥカール城、高くそびえるゴシック様式の大聖堂、そして歴史的な建築様式の見事な融合で知られている。
猫好きの人にはたまらない、新しい観光スポットができた。しかも、とてもすてきな場所だ。さらに詳しいことが気になる人は、Gacekが有名になったきっかけとなった動画もチェックしてみよう。
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