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ANAが駐機中の飛行機で期間限定のレストランを開業

長距離国際線ファーストクラスでしか食べられない豪華な機内食を提供

テキスト:
Genya Aoki
翼のレストランHANEDA
A50/Akira Igarashi
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長距離国際線のファーストクラスに憧れている人に朗報だ。パスポートなしで、豪華な機内食と心づくしのもてなしを楽しむだけの夢のようなサービスがANAで始まった。

ANAグループは、2021年3月31日から羽田空港に駐機している国際線機材の座席、空間を利用して、期間限定レストラン『翼のレストランHANEDA~地上でファースト・ビジネスクラス体験~』をスタート。これは、長距離国際線に搭乗しないと体験できないANAファーストクラスとビジネスクラスの食事やサービスを提供するもの。海外旅行に行けない今だからこそ、空の上と同じもてなしを体験してもらおうと企画された。 

翼のレストランHANEDA
777-300 on HND

レストラン会場となるのは、羽田空港に駐機させたANA国際線で使用しているボーイング777-300ER型機。プライベートな空間を保てるファーストクラスとビジネスクラスの席で、実際の長距離路線で提供している機内食を楽しめる。いずれも和食、洋食(肉か魚料理)の3種類から事前に選ぶことが可能だ。飲み物はシャンパンやワインなどを含む、ANAならではのドリンクメニューを用意。客室乗務員が実際のフライトのようにもてなしてくれる。さらに、ファーストクラス、ビジネスクラスのアメニティーキットも記念品としてプレゼント。

翼のレストラン
Photo: ANA

金額はファーストクラスで1人5万9,800円、ビジネスクラスは2万9,800円。昼の部(11時30分~14時30分)と夜の部(18時00分~21時00分)の2部制で、約3時間の体験コースとなっている。

4月の営業は、14日(水)、16日(金)、17日(土)、18日(日)、19日(月)、21日(水)、23日(金)、24日(土)、25日(日)、26日(月)、27日(火)の11日間、計22回のみ。全て特設サイトでの事前予約制で、席に限りがあるため先着順となっている。3月分は、予約開始からわずか1日足らずで完売する好評ぶりだったそう。気になる人は今すぐチェックしよう。

新型コロナウイルス感染症対策は、あらゆるシーンで清潔、衛生的な環境を実現するANAグループ独自の取り組みであるANA Care Promiseを実施し、万全を期している。海外旅行での楽しみの一つであるフライト時間。そんな非日常を地上で味わってみては。

『翼のレストランHANEDA~地上でファースト・ビシネスクラス体験~』の詳細情報はこちら

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