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山手線内唯一の大衆演劇場「歌舞伎町劇場」が2023年10月オープン

新商業ビル「ハナミチ東京 歌舞伎町」地下に入居、2階には「珈琲西武 本店」が移転

テキスト:
Genya Aoki
ハナミチ東京 歌舞伎町
画像提供:三信商事株式会社
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歌舞伎町に商業ビル「ハナミチ東京 歌舞伎町」が2023年8月末に完成することが分かった。手がけるのは、不動産や遊戯場経営を行う新宿メトログループだ。同ビルは「日本文化を歌舞伎町から発信する」という目的のもと、和をテーマに江戸の「衣・食・劇」を1か所で楽しめる。新宿駅徒歩5分程度の好立地にある地下1階、地上4階建ての新たなランドマークビルとなる予定だ。

三信商事株式会社
画像提供:三信商事株式会社

注目は、地下1階に核テナントとして入居する、山手線内で唯一大衆演劇が楽しめる劇場「歌舞伎町劇場」。江戸情緒たっぷりの芝居と、華やかな和装の舞踊ショーを日替わりで上演する。花道やセリなど本格的な舞台設備に加え、7×3メートルの大型LEDビジョンを常設。最新技術でショーアップした次世代型大衆演劇を堪能しよう。なお、劇場開業支援のクラウドファンディングも実施している。気になる人はチェックしてほしい。

ハナミチ東京 歌舞伎町
画像提供:三信商事株式会社

2階には、1964年創業のレトロ喫茶「珈琲西武 本店」が移転オープンするほか、着物と和装のレンタルショップを完備。3階は「江戸時代にフードコートがあったなら」をテーマに江戸の雰囲気を楽しみながら食事ができる江戸風フードコートができる。4階は全120席のバーベキューテラスと個室&パーティースペースを用意する。

現「珈琲西武 本店」
Photo: Keisuke Tanigawa現「珈琲西武 本店」外観

開業は劇場、珈琲西武、レンタルショップが10月1日(日)、フードコートとバーベキューテラスは11月1日(水)を予定している。一体どんな施設になるのか、新宿の新たなランドマークに今から期待に胸が高鳴る。

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