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東京都が花見シーズンの宴会禁止を発表、都立公園や河川敷が対象

シートなどを広げての飲食は不可、上野恩賜公園は右側通行とする通行規制

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Genya Aoki
sakura
Photo: Ryoji Iwata/Unsplash
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新型コロナウイルス感染症防止のため東京都は2021年3月5日、建設局所管の都立公園と東京都管理の河川敷において、花見期間はシートなどを広げての飲食を禁止することを東京都建設局の公式ウェブサイトで発表した。

上野恩賜公園では混雑緩和のため、上野恩賜公園さくら通りなどのエリアで中央分離帯を設け、右側通行とする通行規制を実施。代々木公園や井の頭恩賜公園でも一部区間の立ち入りを制限する。井の頭恩賜公園は、野球場、テニスコート、野外ステージ、駐車場、井の頭自然文化園などのほか、4人以上が座れるベンチも使用できないが、ボートは現在時点では花見時期も営業予定だ。

また、六義園、浜離宮恩賜庭園、向島百花園、小石川後楽園、旧古河庭園、旧岩崎邸庭園、旧芝離宮恩賜庭園、殿ヶ谷戸庭園、清澄庭園、神代植物公園都内の庭園と新宿御苑などは、緊急事態宣言延長に伴い休園を延長。期間は当面の間としている。日比谷公園、石神井公園など桜の名所は、散策目的での入園は可能である。

今年の花見は、静かに歩きながら愛でるのが主流になるだろう。従来に比べて空いていることが予想されるので、ゆっくり写真を撮ったりしながら楽しんでみよう。

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