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JR大阪駅前に約4万5000平方メートルの都市公園を含む新たな街の開発するプロジェクトの名称が、仮称の「うめきた2期地区開発事業」から「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定した。同プロジェクトは、「みどり」と「イノベーション」の融合拠点をまちづくりの目標とした、オフィスやホテル、商業施設、都市公園、住宅などが一体となった大阪駅前の貨物ヤード跡地の大規模複合開発だ。
ロゴマークは有機的なフォルムで構成されたデザインで、多様な「息吹」を表現。2つの「g」を描く黄色の線は、「緑」になくてはならない太陽を象徴している。
商業エリアには、アジア初進出の「タイムアウトマーケット大阪(Time Out Market Osaka)」が誕生する。「タイムアウトマーケット」とは、編集者がキュレーションした食と文化を体験できるスペースで、世界各国で展開している。同地では、約3000平方メートルのスペースに、15のレストランと2つのバーが入居する。関西トップクラスのシェフやレストランの料理をはじめ、受賞歴のあるミクストロジストのカクテルや大阪の新進気鋭のアーティストが生み出すカルチャー、エンターテインメントが楽しめる。
都市公園「うめきた公園」(仮称)は北南の2つの広場で構成。南エリアは芝生と水景が広がる「リフレクション広場」があり、北エリアの緑豊かな「うめきたの森」は自然を感じられる憩いの空間が広がる。そのほか、新しい製品や技術、アートなどのさまざまな「コト」に触れられる新しい形態のミュージアム「ネクストイノベーションミュージアム」(仮称)や、体験型の情報発信スペース「大屋根施設」も誕生する。
2024年夏ごろには同プロジェクト北街区のホテル・中核機能施設・商業施設および都市公園の一部で先行して「まちびらき」が行われ、2025年春ごろに賃貸棟が全面開業。2027年度に全体のまちびらきを迎える予定だ。大阪にさらなるにぎわいをもたらす街の完成が待ち遠しい。
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