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政府は、2022年6月3日、政府主導の観光助成事業である「Go To トラベル」キャンペーンの刷新を検討していると明らかにした。東京新聞の報道によると、同キャンペーンの名称を変更した上で、割引内容の見直しなども調整する。6月中の開始も提案されており、新型コロナウイルス感染症の状況を勘案しながら、近いうちに開始時期を判断するという。
今回の措置は、自治体や旅行業界による早期再開の要望を受けてのもの。さらに、政府内からも6月10日の訪日外国人受け入れ再開を前にして、訪日客を受け入れるのであれば、国内の旅行需要喚起も必要だとの声が出ていた。
同キャンペーンは、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ旅行需要を回復させるために始まり、約420万泊も利用されるなど人気を博した。しかし、感染再拡大などで2020年12月には休止、2021年には割引内容の見直しが決定されたものの、その後も感染状況を理由に再開のめどが立っていなかった。
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