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2024年の完成を目指し現在建て替え工事が進められている銀座ソニーパーク。リニューアルに向けた新たな活動の一環として、ポップアップスペース、ソニーパークミニ(sony park mini)がオープンした。「実験的な公園のための実験の場」として誕生したこのスペースは隣接する西銀座駐車場の地下1階に位置しており、広さは10畳ほど。小さいながらも訪れるたびに新しいプログラムとの出合いがある、クリエーティブな空間を作るとのことだ。
その第1弾として、音楽家の江﨑文武が参加する『Ayatake Ezaki presents None Session』が、2022年4月5日(火)まで開催される。スペースには誰でも演奏できる1台のピアノが置かれ、自由に奏でたり楽器を持ち込んで参加ができたりするという。そこに江崎が鍵盤で音を重ね、世界で唯一の音楽を生み出すという内容だ。
江崎はエクスペリメンタルソウルバンド、WONKのメンバーとしても活躍。そのマルチな才能を生かし、分野を超えた幅広い活動を展開している。セッションによって出来上がった音はSNSで公開され、創作の様子はSony Parkの公式YouTubeでオンライン配信する予定だ。
第2弾以降には現代美術家の玉山拓郎や、画家の門田千明などによる展示や体験型のプログラムを順次開催。個性あふれるクリエーターやアーティストを招き、年間30以上の多様なプログラムを行う。
また、テイクアウト専門の西銀座駐車場コーヒーもスペース内に同時オープン。こだわりのコーヒーやレモネード、自然素材のビーガンドーナツやクッキーを販売する。新しい銀座ソニーパークの完成まで待ちきれないという人は、ぜひ足を運んでみてほしい。
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