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世界初のジブリパークの開園日がついに発表された。5エリアのうち「青春の丘」と「ジブリの大倉庫」「どんどこの森」の3つが2022年11月1日(火)に開園、残りの2エリアは開園から1年後のオープンを目指す。発表とともにスタジオジブリは、建設中のパークや未公開のアトラクションを含む、新しいパーク内の画像を公開した。また、2月2日公式ウェブサイトも完成したようだ。
まず、ジブリパークの空撮映像に注目だ。今まではコンセプトアートのイラストでしか見ることができなかったが、スタジオジブリの公式Twitterアカウントに投稿された写真のおかげで、ようやく公園の規模が分かるようになった。中央には『となりのトトロ』のサツキとメイの家が映っている。
これまで発表されたアトラクションのラインアップに加え、『となりのトトロ』をモチーフにした「どんどこの森」エリアに設置される新たな建造物が公開された。サツキとメイの家の裏手に、トトロの形をした木製の像「どんどこ堂」が設置。中日新聞によると、高さは5.2メートルで、一度に5人の子どもが乗れるようだ。
上の写真は「青少年の丘」エリアに建設中の展望塔。映画『天空の城ラピュタ』(1986年)や『ハウルの動く城』(2004年)に登場する、19世紀の建築様式を模した構造になる。
ジブリの大倉庫の中にある、完成間近の階段
ジブリの大型倉庫は、三鷹の森にあるジブリ美術館の3倍の広さになる予定だ。
愛知県観光コンベンション局が公開した新しい予告編は『風と遊ぼう』と名付けられ、スタジオジブリが制作した作品としては珍しい実写。映像では『となりのトトロ』に登場するサツキとメイの家のショートシーンをはじめ、愛知県内の観光スポットを紹介。映像内のレタリングは、ジブリのプロデューサーで書道愛好家の鈴木敏夫が担当した。
ファンならば、映像をじっくりと鑑賞してほしい。ジブリによると、映画の冒頭でスーツケースの中に見えるアイテムには、それぞれ隠されたストーリーがあるそうだ。木版画は「air」と名付けられ、宮崎駿と大田朱美の二男で版画家の宮崎敬介が制作した。
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