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天王洲の「寺田倉庫」にあるB&C HALLとE HALLで、「ジブリパークとジブリ展」が、2024年6月28日(金)から9月23日(月・祝)まで開催する。同展は、2022年7月に「長野県立美術館」からスタートし、「ジブリパーク」オープン直前の同年10月から「愛知県美術館」で実施。その後、熊本・兵庫・山口県などで開催されてきた巡回展である。
ジブリパークの制作の裏側を紹介する展覧会として、宮崎駿の息子でジブリパークの監督を務める宮崎吾朗のスケッチや、多数の資料・模型が展示される。
例えば、ジブリパークの「ジブリの大倉庫」で開催中の企画展示「ジブリのなりきり名場面展」から映画「千と千尋の神隠し」の名シーンを再現し、カオナシの横に座り主人公の千尋になった気分を味わえる立体展示や、ジブリの大倉庫にある「にせの館長室」の展覧会特別バージョンでは仕事に没頭する湯婆婆を見ることができる。
このほか、映画「となりのトトロ」で馴染みのネコバスも登場するほか、「三鷹の森ジブリ美術館」や「サツキとメイの家」といったこれまでに手がけた建築物が完成するまでの裏側も公開される。
さらに東京会場では、隣接する水上施設「T-LOTUS M」を昭和の船上レストランに見立てた「昭和食堂船」が出現。「昭和が薫るナポリタ~ン」や「昭和が漂うラ~メ~ン」といったメニューを提供する。「コクリコ坂から」など昭和を舞台にした作品に思いを馳せながら味わいたい。
このほか、「三鷹の森ジブリ美術館」で行われた「アーヤと魔女」展も展開。宮崎吾朗による細部まで丁寧に描かれたイメージボードや背景美術から温度やリアリティーを感じることができるだろう。
チケットは、大人1,900円、中・高校生1,600円、小学生1,200円から。4月26日(金)10時以降に公式ウェブサイトで予約できる。三鷹の森ジブリ美術館とのセット券や、ホテルの宿泊プランと連動したチケットもあるので、この機会に、三鷹をはじめ、「八国山緑地」や「日テレ大時計東京」といったジブリスポットを巡ってみては。
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