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製菓・調理・カフェなど「食」
レストランのシオ(sio)のシェフ・鳥羽周作を監修に迎え、
本プロジェクトは、現役で活躍しているプロを監修・
そして7月24日、プロジェクト第2弾ともいうべき「ゲンカイ カフェ(GENKAI CAFE)」がオープンした。
今回、監修・講師に迎えたのは、第15代「ワールド・バリスタ・チャンピオン」の井崎英典。生徒たちは、栽培が難しく高額なゲイシャ種のコーヒー豆や、東京都内の牧場「磯沼ミルクファーム」の「みるくの黄金律」などのこだわりの食材を使い、最上級の高級フラッペ「“GENKAI”フラッペ」を作り上げた。
なお、現在のパナマ産ゲイシャ種のコーヒー豆の取引価格は、1ポンド(453.6グラム)で2,000ドル程度だという。 なお、「“GENKAI”フラッペ」の原価は863円。これを1,500円で販売する。指定のハッシュタグを付けてSNS投稿すると500円引きになる。
さらに、若い世代にカフェ業態に夢を持ってもらいたいという思いから、中高生には無料で提供するという太っ腹ぶりだ。また、同プロジェクトは、ゲストに味や店舗体験への感想をもらうことで、生徒のスキルを高めていくという目的もあり、ゲストは、1オーダーごとにフィードバックシートを記入。味やサービスへの感想のほか、いくらの味に感じたか、価格の目盛りに丸を付ける箇所も設けている。
こだわりのゲイシャ種のコーヒー豆は、華やかな香りが特徴。「“GENKAI”フラッペ」は、このコーヒー豆をエスプレッソ、そして抽出したコーヒーを使った「コーヒー氷」に使用している。
八王子にある「磯沼ミルクファーム」の、3品種の乳牛の朝搾りブレンドミルクは、新鮮で濃厚な味わいが魅力だ。これを使って作った自家製アイスクリームは、しっかりとした甘みを持ちながら、すっきり爽やかな後味で、繊細なコーヒーとも相性がいい。
黒糖は、井崎が「これだけコーヒーに合う黒糖は珍しい。コーヒーの味を壊さず甘味を立たせることができる」と絶賛する、黒糖焼酎蔵「朝日酒造」の最高級の純黒糖を使用している。これらを絶妙なバランスで融合させた、ミルキーで上品な甘さの「“GENKAI”フラッペ」は、幅広い世代の指示を受けそうだ。
未来のシェフやパティシエが、バリスタ世界チャンピオンとともに最高級の食材を使って作り上げた、「“GENKAI”フラッペ」。お手並み拝見という意味でも、生徒たちを応援する意味でも一度、賞味してみたい。
同プロジェクトは今回初の試みとして、店舗のロゴデザインをファッション、ヘアメイク、グラフィックデザイン、映像のスクール「バンタンデザイン研究所」の生徒が、動画SNSアカウントの運用とプロモーション動画の制作を動画配信クリエーターを筆頭とするインフルエンサーを育成する専門スクール「バンタンクリエイターアカデミー」の生徒が担当した。
「“GENKAI”フラッペ」の販売期間は9月25日(日)まで。営業時間は毎週日曜日のみ、11~17時(L.O 16時30分)で、テイクアウトにも対応する。
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