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7月6日、三軒茶屋にジェラートショップ、「ヤヨイ東京(YAYOI TOKYO)」がオープンした。ジェラートを手がけるパティシエは、2017年に「FIPGC イタリアミラノ世界大会」で部門優勝、2021年には「FIPGC イタリアミラノ世界大会」で優勝するなど、さまざまなスイーツ部門で賞を獲得した実力を持つ大塚陽介だ。
店内に一歩足を踏み入れると、春の風景を思い起こさせるような花々があしらわれたカウンター席が出迎えてくれる。3月を指す「ヤヨイ(弥生)」という店名は、「植物が芽吹く春のように、優しさの中に芽吹きのような強さも感じさせるデザートを作りたい」という思いから名付けられた。
「日本人だからこそ発信できるジェラート」を目指し、素材本来の味わいと存在感を十分に引き出しつつも、口の中でスッ
ボンボンショコラをはじめ、これまで世界大会でさまざまなスイーツの賞を獲得してきた大塚だが、今回ジェラートをメインとして選んだのは、家庭の冷蔵庫に置いてあるような日常的なデザートを独自の形で発信することで、何気ないひとときに幸せな瞬間を生み出していきたかったからだという。
10種のジェラートの中でもおすすめは、ジューシーな果実感を表現した「桃」と柑橘感たっぷりの「屋久島たんかん×オレンジ」の組み合わせだ(カップダブルサイズが650円、プレミアム+100円、プレミアムplusは+200円、以下全て税込み)。
ぜひ「ジェラート×アルコールペアリングセット」(1,550円~)をオーダーして、爽やかな「ジントニック」とジェラートのハーモニーを堪能してみてほしい。カクテルは、国際バーテンダー協会公認の世界大会で世界一になったバーテンダーの石垣忍が全て厳選してセレクトしている。
2023年8月18日(金)から週末のイートイン限定で発売する「ウィークエンド・パフェ」(2,800円、ドリンクと小菓子付き)もおすす
店内では大塚が世界大会で優勝した「ボンボンショコラ」(400円)が食べられるのもうれしい。中に入ったフルーツの存在感を引き出す為、あえて極薄に仕上げたパリッとしたチョコレートを口に含むと、フレッシュなオレンジの果汁があふれ出す。香ばしいヘーゼルナッツのサクサクとした食感が程よいアクセントになっている。
ミルク、マンゴーパッション、バニラキャラメルフレーバーなどが詰まった「夏のオススメ4種セット」をはじめ、テイクアウト用のジェラートも充実している。友人への土産や頑張った自分へのご褒美にしてもいいだろう。
イラストレーターの湯浅望がデザインしたジェラートのパッケージは、思わず心華やぐデザイン。8月からはオリジナルのカラフルなショッピングバックで持ち帰りもできる。ますます手土産に喜ばれること請け合いである。
今後はジェラートを世界に発信すべく、ECでの展開やファッション業界をはじめ異業種とのコラボレーションも強化していくという。この夏は「ジャパンジェラート」を味わいに、ぜひ足を運んでみてほしい。
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