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劇団四季は、ディズニー最新ミュージカル『アナと雪の女王』を2021年6月24日(木)から上演することを決定した。ミュージカル版は2018年3月にニューヨークのブロードウェイで初演され、アメリカツアー、シドニー公演を経て今回、東京のウォーターズ竹芝内に新たにできたNOMURA野村證券ミュージカルシアター JR東日本四季劇場[春] の栄えあるロングラン第1弾作品として上演される。
本作の台本を担当するのは、アニメ版で監督と脚本を務めたジェニファー・リー。舞台版に際して、エルサとアナという2人の姉妹のキャラクターに、繊細な心情描写を加えることで立体的な人間ドラマへと深化させた。作詞、作曲は劇中曲「Let It Go」でアカデミー歌曲賞を受賞したロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が担当する。今回の舞台化に当たって10曲以上の新曲を追加し、キャラクターたちに新たな魅力と深みを与えている。
日本語訳詞、日本語台本は、アニメ版の訳詞を担当した高橋知伽江が手がける。高橋は、近年の四季作品にも参加しており、日本語訳詞を担当した2015年日本初演のディズニーミュージカル『アラジン』では、第23回読売演劇大賞で優秀スタッフ賞を受賞している。
演出は『RED』でトニー賞を受賞したほか、オリビエ賞などさまざまな受賞歴を持つマイケル・グランデージが担当。グランデージ率いるクリエーティブチームは、古典的な仕掛けから最新鋭のプロジェクションマッピングとLEDパネルを組み合わせた技術まで多様な手法を駆使して、創造性にあふれた工夫を施す。
特に物語のキーとなるエルサが作り出す雪と氷の世界は、劇場全体を凍りつかせるほどの大スケールで表現。観客はこれまで体験したことのない興奮の渦に包まれるだろう。
6月24日(木)〜12月31日(金)公演分のチケットは、5月30日(日)から一般発売がスタートする。大人向けの上質なエンターテインメントへと進化した新たな『アナと雪の女王』を観に行こう。
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