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2022年9月17日(土)、野外音楽フェスティバル『岩壁音楽祭』が、山形県の瓜割石庭公園で開催決定した。高さ50メートル以上の絶壁に囲まれた採石場で開催されるこのイベントは、2019年以来3年ぶりの開催となる。
2022年のテーマは「Spectrum」
2019年、山形の採石場を舞台に開催された岩壁音楽祭。人の手で切り拓かれた絶景を前に、KID FRESINOやSeiho、Licaxxxをはじめ、国内のDJやアーティストが集結し話題を呼んだ。
2020年にも開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い開催中止。その後、ドライブイン形式で音楽ライブを楽しむ『DRIVE IN AMBIENT』や、ホテルに滞在しながら部屋の中や会場でライブを視聴する『STAY IN AMBIENT』など、ソーシャルディスタンスを保ちながらリアルイベントを存続させる方法を模索し続けてきた。
岩壁音楽祭が3年間もの年月を経て、今年の開催にあたり用意したテーマは「Spectrum(スペクトラム)」。光がガラスのプリズムを通過する時、または水滴を通過する時に生じるさまざまな色の範囲のことを指す。転じて、意見・現象・症状などが、あいまいな境界をもちながら連続していることを意味するという。
アーティストとコンテンツの詳細は6月以降順次発表予定
今回のリリースに当たり、岩壁音楽祭からは次のようなコメントが届いた。
「岩壁音楽祭を開催できなかった2年間を振り返り、フェスはもちろん、その他さまざまな場面における『分断』、そして線引きの中で閉塞していく『息苦しさ』を感じてきました。
今年は「私たちはそれぞれ異なるが、同じ『Spectrum の上で緩くつながっている』と、来場する皆さんが思えるようなフェスティバルにしようと考えています。さまざまな分断を踏み越えるようなラインアップとコンテンツを準備しています。そびえ立つ岩壁の前でお会いしましょう!」(岩壁音楽祭)
チケットは2022年5月17日からZAIKOで発売中。アーティストやコンテンツなどの詳細情報は、6月以降順次発表していく予定だ。
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