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2022年9月30日(金)〜2022年10月9日(日)、男性のヌードを描き続けるアウトサイダーアーティスト・イラストレーターのFUMの個展が開催される。手がけるのは、多数のLGBTQ+イベントを運営するRainbow Events。場所は日本最大級のゲイバー「イーグル トウキョウ ブルー」(EAGLE TOKYO BLUE)だ。
男性のヌードを、リアルな肉付きや、エロス、フェチズムな側面から描くFUMの作品は、ただ単に「エロ」を追求しているのではなく、ポップでファンシーに表現していることが特徴だ。1990年代から2000年代初期の原宿・渋谷カルチャーが、今の作風に大きな影響を与えているという。
新宿二丁目にあるミックスクラブ「AiSOTOPE LOUNGE」、大阪にあるゲイクラブ「Jack in the Box」の壁には、FUMのイラストが大きく描かれたJack’d広告が設置されており、誰もが2度見してしまうほどの迫力を与えている。
個展最終日10月9日(日)に同会場で開催されるK-POPパーティー「OPPA TOKYO」では、「OPPA x FUM」のコラボレーションTシャツも販売。カラフルな色調で彩られ、日常でも着れるようなカジュアルなスタイルに仕上がっている。 さらにゲイ向けの出会い系アプリ「Jack’d」会員には、先着50人にドリンクをプレゼントする特典が付く。
四方に飾られるポップな男性のヌードを鑑賞し、人それぞれにさまざまな感じ方を楽しめる。年に数回しか開催されない展示会で、実物を間近に肌で感じる機会は大変貴重だ。このチャンスにぜひ足を運んでみては。
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