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日に日に寒さが厳しくなっていくシーズンが到来した。グルメフェスも冬場にむけて模様替え。今週末には、ボリューミーなハンバーガーやハイカロリーなグルメ、鍋をテーマにした食の祭典が開催される。
2024年に行われる屋外のグルメフェスは、いよいよ大詰めを迎える。週末は冬らしい気温になるとの予報だが、寒空の下で口にする温かいグルメのおいしさはまた格別だ。大いに食べて楽しんでほしい。
ハンバーガーフェス2024 in お台場
全国から集まったグルメバーガーショップを中心に約40店舗のキッチンカーが集まる。それぞれにおいしさを追求した個性豊かなバーガー揃いなので、どれにしようか迷いそうだ。
「グリル&ダイニング用賀倶楽部」の「ネイキッドバーガー」(1,400円、以下全て税込み)は、シンプルな和牛100%のハンバーガー。「ビリーバー イン バーガー(BELIEVER IN BURGER)」では同じくシンプルな素材ながら、パティをギュッと鉄板に押し付けて焼き、香ばしさとカリカリの食感を楽しめるスマッシュバーガーの「焦がし醤油きのこバーガー」(1,200円)を提供する。
バンズは、パリパリ食感もあれば、「三代目岩崎本舗」の「長崎和牛白バーガー」(950円)のようにふわふわのものもある。また寿司職人が作った「ノーザンフィッシングクラウンズ(Northern Fishing Grounds)」の「和風マグロステーキバーガー」(1,000円)といった変わり種もあり、実にバラエティー豊かだ。
同イベントはカルチャー雑誌『Lightning』の主催。ファッションアイテムや古着を販売する「稲妻フェスティバル2024」(有料)と同時開催なので、ショッピングも楽しんでみては。
※12月8日 10〜16時/お台場特設会場/入場は無料
下町ハイカロリーフェス
「上野恩賜公園」の噴水前広場で開催する、12月最初のフードフェスティバル。いよいよ本格化する寒さに備えてカロリーを蓄え、冬を乗り切ろうというイベントだ。
チーズをたっぷり乗せた「炙りソーキ(ブタの骨付きあばら肉)」にサクサクの衣とジューシーな身の絶妙な調和がたまらないザンギをはじめ、濃厚味噌がクセになる博多モツ焼き、マヨネーズで焼き焦がしたイカの姿焼き、バタークレープなど、カロリー高めなグルメの数々がブースに並ぶ。
また岩手山陸のカキやホタテ、アユの塩焼きなど、日本酒が進みそうな品もあるが、心配は無用。ビールからハイボール、チューハイ、日本酒と各種アルコールのブースが出店する。
「よさこい」にライブ、DJタイムとステージプログラムもあり、食の宴を盛り上げてくれる。この日ばかりは、食べて飲んで背徳のひとときを過ごしてみては。
同公園の袴腰(はかまごし)広場では、「UENOクリスマスマーケット」を開催中だ。クリスマスの華やいだ気分を満喫して一日を締めくくるのもいいだろう
※12月5・6日 12〜21時、7日 10〜21時、8日 10〜20時/入場は無料
川口×絶品グルメ☆鍋祭り
川口駅東口の駅前に、人気の定番からオリジナルメニューまで全国各地の鍋グルメが集結する。有名な博多の牛モツ鍋のほか、広島でよく食べられているカキの土手鍋や、アンコウの肝をふんだんに投入した鍋も登場。フグ鍋は近海で捕れる毒のないフグを使用し、唐揚げも出品する。高級魚のフグが屋台価格で食べられるのは、グルメフェスならではだ。
またイセエビの濃厚なエキスが溶け込んだ味噌汁、ロブスターの殻をローストしてから煮出していくフランス料理の「ビスク」も提供。うまみが凝縮された和洋のスープを堪能できる。鍋のほかにもステーキ串など、幅広い屋台グルメが味わえる。
今は最も日が短いシーズン。川口駅前では、市の樹木・サザンカがシャンパンゴールドに彩られる「かわぐち光のファンタジー2024」を開催中だ。イルミネーションが輝く中、湯気立ち昇る温かい鍋グルメを頬張るのは、冬の醍醐味(だいごみ)だろう。
※12月6日 17〜20時、7日 10〜20時、8日 10〜17時/キュポ・ラ広場(川口駅東口公共広場)/入場は無料
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