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2022年3月24日、中目黒に全く新しい形のベーカリー、フラワーアンドウォーター(flour+water)がオ―プンした。同店は人気イタリアンバルの渋ドラやドラセブン(DRA7)、ベーカリーカフェのエスプレッソ ディー ワークス(Espresso D Works)などを担うドリームオンの新業態だ。
9時からは焼きたてのパン、10時からはブランチ、14~16時はアフタヌーンティー、17時からはバルとしてイタリア料理とアルコールを含む各種ドリンクが楽しめる。
インダストリアルな店内に一歩足を踏み入れると、うねるようなフォルムの大きなモルタルのカウンターと華やかなドライフラワーのオブジェが出迎えてくれる。カウンターの上には色とりどりのパンがずらりと並び、開店前から焼き上がるのを待ちわびる人も少なくない。
ドリームオンカンパニー代表取締役である赤塚元気は「世の中の流れが夜から朝方になってきていることを踏まえ、同社の強みの一つであるパンを主軸にした店舗を展開することを決めた」と語る。
系列店のワンハンドレッドベーカリー(One Hundred Bakery)で販売している、小麦粉100に対して水分量100を加え、ふんわりしっとり柔らかく焼き上げた純生食パン『100 One Hundred』をはじめ、クロワッサンやシナモンロール、各種惣菜パンなどを豊富に用意する。
「ゲストの楽しみ方の幅を広げたい」という思いから午後には新しい業態であるアフタヌーンティー(要予約)を取り入れ、夜には和の旬食材を使ったイタリアンバルを展開する複合的な店舗が完成した。
ここからは、特に注目のベーカリーカフェでおすすめのメニューを紹介する。
まず初めに食べるなら、天使の羽をイメージした『天使のクロワッサン』(302円)がいちおし。圧倒的人気を誇る看板商品の一つで、一口かじった瞬間口の中に広がるフランス産発酵バターの風味高い香りと、カリっとした表面、内側のもっちりふわっとした食感がクセになってしまうだろう。
すぐに売り切れてしまうことも多いという季節の果物のパイもおさえておきたい一品。今が旬のイチゴを使った『ほうじ茶プディングストロベリーパイ』(486円)は、ほうじ茶の芳醇な甘みとイチゴの程よい酸味の相性が抜群である。
はみ出す程大きなソーセージを紫キャベツのマリネとシソのジェノベーゼソースとともにクロワッサンで挟んだ『ソーセージのジェノベーゼクロワッサンサンド』(528円)は、ジューシーな肉とシソや紫キャベツの爽やかな風味のコントラストが楽しい逸品。
『スモークサーモンと法蓮草のクロックマダム』(410円)は、うま味たっぷりのスモークサーモンとフレッシュな野菜、濃厚なチーズが見事にマッチ。ふんわりしっとりとしたワンハンドレッドベーカリーパンの食パンも食材とよく合う。
11時から提供する『ブランチセット』(1,700円)は、10種類以上の中から選べる4つのパンとサラダかスープがセットになったもの。さらにおかわり自由のティーフリーも付くので、満足できること間違いなしだ。このお得感のあるセットが口コミで話題を呼び、開店当初から行列を作っているという。色んな食感が同時に楽しめるサラダと、素材の優しい味わいがダイレクトに感じられるスープは、食べ進めるごとに心も体も満ちていくだろう。
ヘルシーな朝食でパワーチャージしたい朝から、軽く乾杯したい夜まで、1つのスペースで思い思いの過ごし方ができる。自由な発想の新鋭店で自分なりの楽しみ方を見つけてみては。
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