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2023年7月7日、温泉と温水プールで有名な箱根のアミューズメントパーク、「箱根小涌園ユネッサン」(以下ユネッサン)がリニューアルオープンした。同リニューアルは、2001年の開業以来初となる大規模なものだ。流れるプールや、足湯、キャンプ場といった多用なアクティビティが楽しめる複合体験リゾート施設へと大きく変化した。
以前から同施設の目玉の一つだった温水プールには、箱根地域初となる流れるプール「ボザッピィリバー」が誕生。このプールの中には、水深30センチメートルのプール「ポニーラグーン」とスライダーがあり、大人用プールに背が届かない小さな子ども連れの親子でも一緒に楽しめる設計だ。
地域の名産品や箱根土産を販売する売店兼アミューズメントコーナーの「たまて箱」には、屋台が並んだ縁日や、最新のARデジタルゲームといった体験コーナーを新設した。通りがかりの旅行者にも朗報だ。エントランスには芝生の広場と足湯が設置され、誰でも無料で使うことができる。疲れを癒やしにふらりと足湯に立ち寄り、よりゆっくりしたくなったら、利用客としてじっくり湯舟に浸かるのもいいだろう。
このほかリニューアルでは、テントやタープ、グリルといったキャンプ用品がフルレンタルできる「キャンプ&スパ 山の音」を完備。手ぶらで大自然を堪能しよう。
思いっきり楽しんだ後に必要なのはリラックスタイム。箱根の森をイメージした緑色を基調とした空間の中に、さまざまなくつろぎ家具が置かれた「リラクゼーションエリア」を5階に新設したほか、温泉施設「元湯 森の湯」には、貸し切り風呂である別邸「やすらぎ」が6棟分加わった。専用の車椅子で温泉を楽しめる、バリアフリー仕様の部屋も用意されている。
また、向かいにある「箱根ホテル小涌園」も7月12日(水)にグランドオープン。ホテルの利用者は貸し切り風呂を除き、ユネッサンの施設を追加料金なしで利用できるので、併せて満喫してほしい。
箱根を訪れ、温水プールやキャンプ場で思いっきりエンジョイした後、ゆっくりと温泉に入ってリラックスする。そんなひと夏の思い出を作ってみてはいかが。
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