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2021年10月30日(土)、31日(日)にフィンランドの魅力を多面的に味わえるイベント、『フィンランドウィークエンド in 埼玉』が埼玉県川口市の大泉工場で開催。同イベントは、サウナを通じてフィンランドの文化や生活に魅力を感じた「フィンランドサウナアンバサダー」のメンバーが実行委員となり、来場者にちょっと特別な日常を感じてもらうことを目指して企画されたもの。フィンランド大使館商務部も全面後援している。
ここでは、フィンランドのアウトドアブランドである『サヴォッタ(SAVOTTA)』のテントサウナと、フィンランド式五右衛門風呂の『キラミ ホット タブ(Kirami Hot Tub)』を体験できる(要水着着用)。本場のサウナを満喫してほしい。
注目は、フィンランドではポピュラーな競技として親しまれているモルック(Mölkky)のスポーツ体験。「モルック」という棒を投げて、「スキットル」という点数が書かれた木製のピンを倒して遊ぶゲームだ。
フィンランドでは、サウナとビールを楽しみながらプレイする気軽なスポーツだそう。近年、日本でもじわじわと盛り上がりを見せている。やってみると意外に奥が深い競技なので、ぜひこの機会にチャレンジしてみよう。同イベントでは、特別に日本モルック協会のスタッフによる指導が受けられる。
ほかにも、埼玉県飯能市にあるムーミンバレーパークの全面協力によりムーミン特設記念撮影スペースも設置。フィンランドの食品や料理店などが集まるフードブース、現地のサウナグッズやテキスタイルブランドが参加するマーケットも実施する。
フードブースには、フィンランド産の素材や同国の伝統的な作り方を用いたパンや菓子が登場。そのほか、ヘルシンキの食カルチャーの中心地となるテウラタスモに拠点を置くアルコールメーカーが作るジンやカクテル、荻窪のフィンランドカフェであるキエロティエが出店するなど、日本ではなかなか触れる機会の少ない本物のフィンランドの食を堪能できる。
マーケットには、フィンランドのテキスタイルブランド『ヨキピン・ペラヴァ(Jokipiin Pellava)』や、ヘルシンキの公衆サウナ、カウリランサウナのサウナハットやリネン類といったサウナ、スパグッズなどが並ぶ。また、フィンランドの学術、文化を伝えるフィランドセンタースタッフによるペーパークラフトワークショップも開催予定だ。
さらに、フィンランドのライフスタイルやカルチャーが分かるトークセッションも見逃せない。日本モルック協会代表理事の八ツ賀秀一と東京都モルック協会代表の佐々木拓哉がトーカーとして参加し、モルックの魅力を伝えるほか、TTNE社のサウナ師匠こと秋山大輔がフィンランドサウナについて語る。
SDGs上位国家でもあるフィンランド発アップサイクルカルチャーイベント『クリーニングデイ』の取り組みについてクリーニングデイ・ジャパン事務局代表の森下詩子が登壇するなど、豪華ゲストスピーカーによる貴重な話が聞けるだろう。
開場時間は10〜18時、入場料は1,000円(3歳以下は無料)で特設ウェブページで購入できる。 10月最後の週末は川口のフィンランドに出かけてみては。
『フィンランドウィークエンド in 埼玉』の詳細情報はこちら
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