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映画監督のヴィム・ヴェンダースが来日、新作は渋谷のトイレが舞台

役所広司とタッグ、公共トイレを巡るアートプロジェクトに参加

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
写真提供:ガイエ
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映画『ベルリン・天使の詩』などで知られる映画監督ヴィム・ヴェンダースが、役所広司を主演に渋谷の「公共トイレ」をテーマにした作品を製作することを発表した。これはTHE TOKYO TOILET」プロジェクトに賛同し、その一環としての製作になる

写真提供:ガイエ
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日本財団が2020年からスタートした「THE TOKYO TOILET」プロジェクトは、渋谷区内にある公共トイレを誰にでも使いやすく、開かれたデザインに置き換えることを目的としたもの。世界的に活躍する建築家やクリエーターが改修デザインを担当し、現在までに12カ所が完成している。

今回、これらのトイレを長く大切に使ってもらうべく、人々の意識を向上させようと映画の制作が決まった。 

写真提供:ガイエ
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11年ぶりの来日を果たしたヴェンダースは、渋谷の街並みや、建築家の安藤忠雄とともにトイレを視察。ヴェンダースは、「東京にしばらく来られずホームシックだった」と話し、久しぶりの来日を喜んだ。

作品に関しては「大きなチャレンジであるこの企画では、社会的に意義があるものを、自由な発想で何章かに分けて作り上げたい」と意気込みを語っている。撮影は年内に行われ、公開は2023年を予定している。

なお、タイムアウト東京ではそれぞれのトイレを特集しているので、気になった人はチェックしてみよう。

THE TOKYO TOILETの詳細はこちら 

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