ニュース

新潟のスノーピーク本社に隈研吾設計の複合型リゾートが誕生

2022年4月に開業が決定、サウナやトレイラーハウスも

テキスト:
Noriko Maniwa
Writer
広告

アウトドアブランドの『スノーピーク(Snow Peak)』が、複合型リゾートフィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)を新潟県三条市に開業する。キャンプフィールドを併設している本社敷地を現在の5万坪から3倍の約15万坪に拡張、設計は新国立競技場も手がけた隈研吾だ。このほど、開業日が2022年4月15日(金)に決定した。

フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ
フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ

地下1階、地上1階の2層で、温浴施設をメインにして、スパの面積は約400平方メートル、最大収容人数は240人。日本三百名山の一つ、粟ヶ岳の眺望を楽しめる開放的な露天風呂や、焚火を囲むような感覚で楽しめるサウナなどの温浴施設が特徴だ。

フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ
フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ

旬の新潟の素材をオープンキッチンで調理するレストランは、全面ガラス張りで当地の絶景を楽しめる。2タイプ3棟のヴィラのほか、隈とスノーピークが共同開発したモバイルハウス『住箱-JYUBAKO-』も併設予定。テントによるキャンプだけでなく、さまざまなアウトドア体験や野遊びができる施設が期待される。

フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ
フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ

設計に際して、隈は「当初、依頼されたのはテントのデザインだったが、現在のスノーピークのテントの機能を超えるようなアイデアは思い浮ばなかった。そこで、旅する木の家、木に包まれたトレイラーハウスを提案した」と語っている。

キャンプは緑に囲まれたグリーンシーズンのアクティビティーといったイメージがあるかもしれない。しかし、フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズのヴィラは雪景色にも調和するインテリアを意識しており、真冬にも訪れたい施設を目指すという。2022年、キャンパーの概念を変えるような驚きの仕掛けが実現しそうで、今から開業が楽しみだ。

フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズの詳細はこちら

関連記事

東京のベストを選ぶ、Time Out Love Local Awardsノミネートが開始

ジブリパークの開園日が決定、園の様子が分かる写真を初公開

楳図かずおの芸術性に迫る、展覧会が六本木で開幕

東京都、1泊2,000円でテレワーク対応ホテル宿泊を支援

2022年、USJに新登場する5つのアトラクション

 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

最新ニュース

    広告