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FACETASMのデザイナーが手がける、ファミマ発のアパレルが登場

ハイクオリティーな『コンビニエンスウェア』とは

Emma Steen
テキスト:
Emma Steen
Former writer, Time Out Tokyo
FamilyMart
Photo: FamilyMart
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IKEAが日本限定でアパレルのラインをローンチし話題になったが、ついに身近にあるコンビニでも洋服が買える時代がやってきた。『コンビニエンスウェア』は、ファミリーマートが2021年3月から発売開始したアパレルブランドだ。モード好きなファッショニスタの間で人気のブランド『FACETASM』のデザイナー、落合宏理がファミリーマートと共同で手がけており、素材や技術、デザインにこだわったアパレルを展開する。

Convenience Wear
Photo: FamilyMart

コンビニで販売されている衣料品と言えば、ブリーフやネクタイ、シンプルな白Tシャツなどの緊急時に必要なアイテムばかり。そのような常識を覆し、低価格でありながら毎日のコーディネートにも取り入れられるクオリティーの高い衣料品の数々を独自に開発している。

ラインアップはユニセックスのTシャツや、レディースのキャミソール、アンダーウエアなどシンプルなデザインのアイテムが多いが、カラフルな今治タオルやエコバッグ、「ファミマカラー」のラインが入ったポップなソックスなどもそろう。

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インナーアイテムには汗をかいてもむれず、速乾性のある旭化成が開発した素材を使用。全て1,000円以下で購入できるにもかかわらず、細かなディティール、そして機能性や使いやすさにもこだわりが感じられる。

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新型コロナウイルスがもたらした影響はファッション業界、そしてコンビニ業界にも及んでいる。ファミリーマートも、コロナ禍で打撃を受けた企業の一つだ。『コンビニエンスウェア』のローンチにより、コンビニで洋服を買う、という新たな需要が生まれ、今後新しいムーブメントになっていくことが期待される。

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