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革新的なグリーンテクノロジー、効率的な公共交通機関、優れた雇用機会、持続可能性への強い関心……。テック企業のProptechOSが実施した最新のスマート都市指数調査によると、これらは全て都市をスマートにする要素だという。
同社はさらに無線LANの利用しやすさから、樹木や空港、技術職の数まで分析。2024年版「ヨーロッパでスマートシティになる準備が最も進んでいる都市ランキング」を決定した。
その結果、1位になったのは今話題のパリだ。同市はコネクティビティとインフラストラクチャーで100点満点中91.8点、ハイテク雇用市場で89.1点を獲得。グリーンインフラでは51.4点にとどまったものの、総合得点は76.4点に達した。
2023年の覇者であるロンドンは73.1点で2位に後退。しかし、グリーンインフラでは63点と、かなり高いスコアを記録した。
第3位はアムステルダムで、総合得点は72.8点だったが、グリーンインフラでは75.4点と、このランキングに入った都市で最高。「自転車に祝福」と言いたい。ベルリンは総合得点が69点で4位、マドリードは68.5点で5位だった。
10位までのランキングは以下の通り。アメリカの都市を対象にした調査レポートの全文は、ProptechOSの公式ウェブページで読める。
ヨーロッパでスマートシティになる準備が最も進んでいる都市ランキング
(ProptechOS社)
1. パリ
2. ロンドン
3. アムステルダム
4. ベルリン
5, マドリード
6. リスボン
7. ストックホルム
8. ルクセンブルク
9. ダブリン
10. コペンハーゲン
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