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障がいのある人が旅行する場合、健常者に比べて、旅行中に15%以上多くの困難に遭遇すると考えられている。例えば、パスポートや交通機関のチケット、宿泊プランなど旅の基本的な要素に加え、観光や食事する場所がアクセシブルであることを確認することも不可欠だろう。
2024年1月12日、クルーズ会社のIglu Cruiseがアクセシブルな旅のヒントになる最新ランキングを発表した。同社はターゲットをヨーロッパの首都に絞り、各都市のYelpやTripadvisorなどの口コミサイトのデータを収集。アクセシブルなレストラン、ホテル、アクティビティーの割合などを分析し、障がいを持つ旅行者にとって最もアクセシブルな都市をランク付けした。
その結果、トップになったのはイギリスのロンドン。最近、ヨーロッパで最高の旅行先としてランクインした同市は、アクセシブルなレストランが最も多く、市内の50.5%の店が障がい者に優しいという評価を受けた(全体の平均は30%)。
2位はパリ。同市のホテル部門のスコアは23.5%で、同1位のオスロの24.8%に続く高さ。アムステルダムは総合では3位はだったが、「街でするべきこと」に関するスコアは39.2%で最高評価だった。トップ10は以下の通り。
最もアクセシブルなヨーロッパの首都(Iglu Cruise社)
ロンドン(イギリス)
パリ(フランス)
アムステルダム(オランダ)
ベルン(スイス)
オスロ(ノルウェー)
ダブリン(アイルランド)
ウィーン(オーストリア)
レイキャビク(アイスランド)
マドリード(スペイン)
ローマ(イタリア)
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