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世界中の人里離れた素晴らしいロケーションの中で開かれるディスコイベント「Detour Discotheque」。過去2回の開催で好評を博してきた同イベントが、2024年にバージョンアップして戻ってくることが明らかになった。
初回は2022年で、会場はアイスランド。2023年の2回目はスコットランドで開催された。タイムアウトは過去に現地で取材を行っており、その経験から、はるばる訪れる価値があると断言できる。
2024年は、さらに「高み」を目指すことになった。今回選ばれたのは、スイスのラウターブルンネン。アルプス山脈にある小村だ。イベントは3日間にわたって開催され、伝説のクラブである「スタジオ54」や「パラダイス ガレージ」へのオマージュがささげられる。
参加できるのはたった300人で、開催期間は2024年5月10日(金)〜12日(日)。10日には、ビルグ山頂のロープウエー駅のテラスでデイイベントが開催される。5月11日がメインイベントで、会場はシルトホルン山頂の展望レストラン「ピッツ グロリア」だ。12日には歴史ある飲泉所(トリンクハレ)が使われる。
イベントの合間には、参加者は山あいの村々に滞在することになる。どのみちパーティーの疲れを癒やす時間は必要だ。
ところで、出演者はどういった面々だろうか? 第1弾で明かされているのは、マンチェスターを拠点とするベテランDJ Paulette、レーベル「Soundway Records」を運営するNorsicaa、気鋭のリエディットコレクティブであるTalking Drumsといったラインアップだ。
「Detourで肝心なのは、アットホームなイベントに理想的な場所を探すこと。ラウターブルンネンはそれに値する」と、イベントを立ち上げたジョニー・エンサル(Jonny Ensall)は語る。「ロープウェーに乗るだけでも心をつかまれるよ。標高3000メートルでクラブを開くというのは、僕たちにとって、間違いなくこれまでで一番挑戦的なプロジェクトだ」
チケットの価格は199ポンド(約3万6,900円)から。一般発売日は2023年12月10日(日)から。最新の情報は公式Instagramで確認しよう。
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