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京都にある「東映太秦映画村」は、時代劇のオープンセットを舞台にした体験型のテーマパークだ。敷地内には江戸の町がリアルに再現されており、タイムスリップをしたかのような体験ができるほか、「エヴァンゲリオン京都基地」などのアトラクションもある。
2023年11月25日(土)、26日(日)に、日本酒や食事、伝統芸能を楽しめる人気のイベント「太秦江戸酒場」が、6年ぶりに復活。2014年に初開催された同イベントは、伝統芸能を鑑賞しながら地酒を味わったり、地元の料亭の食事を楽しめる「大人の夜祭り」だ。
今年は「秋の宵・村の祝祭」をテーマに、時代劇の役者による特別な体験やショー、京都の文化や工芸の美しさが感じられるワークショップを実施する。
場内では志士と浪人の斬り合いが行われるほか、浪人と酒を飲めるバーや、江戸の博打を再現したバーなどがオープンする。
京都を拠点として活躍する文化人のコンテンツにも注目したい。「立体浮世絵」や幻想的な能、場内を練り歩く「伝統文化御披露目行列」など、文化や工芸の美しさが感じられるプログラムを用意。西陣織で仕立てた洋服ブランドのショーや、新選組160周年を祝う「新選組談義」なども行われる。
京都に拠点を構える酒店も集結。「きき酒処」が各所に出現し、蔵元たちと語り合いながら酒の飲み比べができる。また、屋台スタイルで提供する京料理の数々も楽しめ、「いづう」や「京料理 沖よし」「蜃氣楼」などが出店する。会場では着物レンタルも用意。和装で練り歩けば、江戸の街の住人になったような気分になれるはずだ。
チケットは6,000円(税込み)で、公式ウェブサイトから事前予約が必要。1日1000人限定なので、早めに予約を済ませておこう。酒と江戸の雰囲気に酔いしれながら、特別な夜を過ごしてほしい。
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