ニュース

英国展でしかできない5のこと

本場の菓子職人が焼くスコーンやウェルシュケーキを日本橋三越本店で堪能

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
英国展
Photo: Kaoru Hoshino会場風景
広告

イギリスの魅力が詰まった「英国展 2024」が、9月9日まで「日本橋三越本店」で開かれている。連日開店前に行列ができるほどの人気ぶりだ。

食品や雑貨など100を超えるブランドが集結し、イギリスの伝統と革新が融合した独特の魅力を堪能できる。会期は2部に分かれており、PART1は9月2日(月)まで、PART2は9月4日(水)から9日(月)まで開催。ここでは、同展でしか体験できない5つの魅力を紹介する。

1.来日した菓子職人が手がけた英国菓子を頬張る。

英国展
Photo: Genya Aoki「ブロックルビーズ」では現地菓子職人による実演も

会場には、イギリスさながらの小さなティールームやイートインが設置され、本場の著名な菓子職人による英国菓子が楽しめる。本展では複数のイギリス人シェフが来日し、その腕を振るう。

五つ星ホテルとして食にも定評のある「ラッフルズ ロンドン アット ザ(Raffles London at The) OWO」では、焼きたてのラッフルズスコーンを提供。「プレーン」「クロッカンチョコレート」「キャラメルピーカンナッツ」「アールグレイオレンジ」の4種類が店頭に並ぶ。

さらに、エリザベス女王もよく訪れたという老舗ホテル「ゴーリング ホテル(The Goring Hotel)」のシェフが、伝統的なアフタヌーンティーの世界を披露する。(完全事前予約制)

また、ウェルシュケーキの名店「ベイクストーンズ(Bakestones)」からは、オーナー夫妻のゲイナー・エルタゴリー(Gaynor El Tagoury)とジム・エルタゴリー(Jamal El Tagoury)もキッチンに立つ。店頭で実際に2人が焼き上げるウェルシュケーキを日本で楽しめる貴重な機会となっている。

「ブリティッシュ パイ アワード(British Pie Awards)」で最高賞を受賞した「ブロックルビーズ(Brockleby's Pies)」のチャールズ・シェークスピア(Charles Shakespeare)も来日。イギリスならではの味わいが楽しめる。

英国展
Photo: Genya Aoki「Cha Tea 紅茶教室」の販売ブース

これら本場の味と技を、日本にいながら体験できるのは、まさに英国展ならではの醍醐味(だいごみ)である。会場の中には各ブースにオーブンが設置され、次々と焼きたての菓子が並ぶ。会場のあちこちから漂ってくるバターの香りが、期待感を一層かきたてるだろう。

2.こだわりのスコーンを食べ比べる。

英国展
Photo: Kaoru Hoshino「COOKIE ART PARTY」の「田舎風スコーン」

英国菓子の代表格、スコーンの食べ比べも楽しみの一つだ。300〜400円と手頃な価格なのも魅力。近年はイギリスでも若い層向けに、塩やカレー、チーズ味などのセイボリースコーンが流行している。日本らしい独自のアレンジが展開されるのも、同展ならではの見どころの一つだろう。

PART1では「レイジーデイジーベーカリー(Lazy Daisy Bakery)」のアフタヌーンスイーツセットで、2枚のスポンジにラズベリーのジャムをサンドした伝統菓子、ビクトリアスポンジをアレンジした現代風スコーンが楽しめる。

PART2には、天才「生地少年」として知られるライアン・スメドレー(Ryan Smedley)の「コーニッシュスコーン(Cornish Scone)」が日本初上陸。クロテッドクリームとバターをたっぷり使用した本格的なスコーンが、「プレーン」「いちじくクルミ」「アールグレイポピーシードレモン」「チョコアップル」の4種で登場する。

3.日本でブレイク中の英国菓子を紅茶とともに味わう。

英国展
Photo: Genya Aoki「バターミルク」の量り売りファッジ

「スコーンブームの次に来る」と目利きバイヤーが太鼓判を押す、ウェルシュケーキとファッジに注目だ。どちらも紅茶と相性抜群で、日本のファンの間で新たなブームとなっている。 

ウェルシュケーキは、PART1に出店している人気店「ベイクストーンズ」の創業者であるオーナー夫婦が焼き上げる自信作を味わいたい。種類は「トラディショナル」のほかに、「プレーン」「ミルクチョコレート」「ホワイトチョコレート」の4種類を提供している。PART2では、ウェールズの人気店「ローグウェルシュケーキ(Rogue Welsh Cakes)」と「ロージー(ROSEY)」が初コラボレーションした独創的なウェルシュケーキが堪能できる。

英国展
株式会社 三越伊勢丹ホールディングス「ベイクストーンズ」ウェルシュケーキ

ファッジは、「バターミルク(Butter Milk)」のファッジの量り売りがおすすめだ。好みのフレーバーを選んで好きなだけ楽しめる。日本初登場のフレーバー「ホワイトチョコ クリームティー」も見逃せない。本フレーバーはPART1限定で店頭に並ぶので、要チェックだ。

PART2では「ザ デヴォン ファッジ カンパニー(The Devon Fudge Company)」の「バリスタコーヒー」「サルコム・ジン」「ダブルチョコレート」など全部で9種類が登場する。

これらの絶品スイーツには、PART2で展開する「カメリアズ ティー ハウス ロンドン」(Camellia's Tea House London)」の10種類の紅茶を合わせてみては。「ブレンド純紅茶」3種と「フレーバードティー」7種から選べ、「2024-2025スペシャルブレンド」も用意されている。

また、イギリスで100年以愛される老舗紅茶商「リントンズ(Ringtons)」からは、一番人気の紅茶「ゴールド」が登場する。驚くほどまろやかな口当たりとスムースな飲み心地が特徴だ。なお「リントンズ」はPART1限定で参加するのでお見逃しなく。

4.イギリスの伝統と革新は雑貨で感じる。

英国展
Photo: Genya Aoki会場風景

心ときめく陶器や雑貨も見逃せない。「バーレイ(Burleigh)」の日本限定「キャリコキャットシリーズ」や、イギリスで人気の高いインテリア&雑貨ブランドデザイナー、エマ・ボール(Emma Ball)による水彩画デザインのテーブルウエアなどが並ぶ。

ボール本人も来日し、9月4日から9日まで毎日、ライブペインティングを行う。イギリス人アーティストによる作品が生まれる瞬間を間近で見られる貴重な機会だ。

「ケンブリッジ サッチェル(Cambridge Satchel)」のバッグも目玉の一つ。英国の学生カバンである「サッチェルバッグ」をルーツとしたデザインが特徴で、レスターにある工場では10年以上のキャリアを持つ職人が一つ一つ手作業で作り上げる。

英国展
Photo: Kaoru Hoshino「ケンブリッジ サッチェル」のバッグ

そんなケンブリッジ サッチェルでマスターレザーアルチザンを10年以上務めるジョセフィン・ラヴェイ(Josephine LaVey)も来日し、今回初の刻印オーダー(有料)を受け付ける。数字やイニシャル、シンボルマークを入れて、自分だけの特別なバッグを作ろう。 

英国展
Photo: Genya Aoki「ケンブリッジ サッチェル」のお気に入りのバッグを持つジョセフィン・ラヴェイ

 また、ハンテル(Hantel)社のマザーグースをモチーフにしたミニチュアや、「スキッピティホップ(SKIPPITY HOPP)」のキム・シンクレア(Kim Sinclair-McNally)による愛らしいアニマルドールなど、イギリスらしい遊び心あふれる雑貨も見逃せない。

英国展
株式会社 三越伊勢丹ホールディングス「スキッピティホップ」のアニマルドール

 5.イギリスの夏を感じる特別ドリンクを味わう。

英国展
株式会社 三越伊勢丹ホールディングス「クエスト」の「フローズンレモンティー」(左)と「プリムローズ」の「英国のピムス風キューカンバーティーソーダ」

イギリスの夏を感じられる特別なドリンクも登場。PART1では、「クエスト(Quest)」がイギリスで200年続くティーハウス「ファラーズ(Farrer's)」の「エリザベスブレンド」を使用した「フローズンレモンティー」を提供する。

PART2では、「プリムローズ(Primrose)」によるイギリスの風物詩「ピムス」カクテルをイメージした「英国のピムス風キューカンバーティーソーダ」でクールダウンしよう。ミントやオレンジ、アールグレイティーの風味が爽やかな一杯だ。

またPART2では、アフタヌーンティールームがフードコートパブに変貌し、イギリスの食を気軽に楽しめる空間となるという。イギリスのみならず、日本全国の人気店が集結する同展、日本にいながら英国旅行気分を味わってみては。

関連記事

英国展

東京、8月30日〜9月1日に開催される国際イベント4選

東京、かき氷31選

東京から日帰りで楽しめる、秋の花絶景スポット2024

9月から10月に行くべきアニメ展示

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

最新ニュース

    広告