ニュース

東京、7月6・7日に開催される渋沢栄一イベント3選

日本で20年ぶり、新札の「顔」となる人物を探る展示や体験型イベントなど

Japan's new yen banknotes 2024
Photo: Kiyoshi Ota/Bloomberg via Getty ImagesSamples of newly-designed Japanese yen banknotes at the National Printing Bureau Tokyo plant, on June 19 2024
広告

来る2024年7月3日(水)、日本で20年ぶりとなる、1万円札、5千円札、千円札の新札が発行される。新デザインの「顔」に選ばれたのは、渋沢栄一(1万円札)、津田梅子(5千円札)、北里柴三郎(千円札)だ。

本記事では、新札の発行を記念した、渋沢栄一にまつわる展示やイベントを厳選して紹介する。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ
画像提供:カルチュア・コンビニエンス・クラブ

1. 「愛と公益 渋沢栄一が目指した世界」

「代官山 蔦屋書店」で、渋沢栄一記念財団とヘラルボニーの共催による特別展「愛と公益 渋沢栄一が目指した世界」が開催。渋沢の肖像写真を元に、へラルボニーの作家・吉田陸人が制作したオリジナルアートの展示や関連グッズの販売を行う。

7月6日(土)に開かれる、吉田が手がける公開アート制作や芸人の又吉直樹らによるスペシャルトークイベントは見逃せない。

※7月2日〜15日 9〜22時(最終⽇は20時まで)/代官山 蔦屋書店(2号館1階 建築デザインフロア)/入場は無料

東京ガス
画像提供:東京ガス

2. 「若き渋沢栄一 欧州を巡る」

1867(慶応3)年、徳川昭武のパリ万博使節団として、フランスをはじめ当時の欧州各国を歴訪した渋沢。その体験と、帰国後に欧州で得た知識や情報をどのような制度や組織・事業として生かしたか、その軌跡をたどる展示が花小金井の「ガスミュージアム」で開催される。

渋沢がパリで感動を覚えたという「ガス事業」や、日本で実践した歴史と合わせて鑑賞しよう。なお、8・9月には、渋沢が訪れた時代の欧州料理を現代風にアレンジした特別料理教室を「東京ガス料理教室」で開催する。

※9月23日まで、10~17時/ガスミュージアム/入場は無料

平和不動産
画像提供:平和不動産

3. 「兜町探偵局」

渋沢ゆかりの地である東京・兜町では、新札発行を記念した「渋沢栄一×兜町」キャンペーン企画を展開している。その一環として、日本橋兜町・茅場町を舞台にした周遊型謎解きイベント「兜町探偵局」を開催。3月から無料配布している「兜町謎解き街めぐり」を鍵として、兜町周辺の景色や建物、モニュメントなどを巡る街歩きと謎解き体験が楽しめる。

なお、日本橋兜町のランドマークビル「カブト ワン(KABUTO ONE)」1階には、渋沢の等身大オブジェが登場。食堂「カビート(KABEAT)」では、兜町探偵局とコラボレーションしたパスタやフードなどの特別メニューを提供する。

※2025年2月28日まで/日本橋・兜町 その他周辺エリア/2,200円

関連記事

日本橋兜町に、日本の食文化と生産者を応援する食堂KABEATが誕生

日本橋で過ごす24時間』 

日本橋兜町に「次世代の東京を凝縮する」複合施設K5が誕生

再開発に沸く日本橋兜町に注目のパティスリー イーズがオープン

芸妓や舞妓の花街文化を伝える「祇園 花街芸術資料館」が京都にオープン

 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら 

最新ニュース

    広告